- 記事のリライトって必要か?
- リライトっていつしたらいい?
- リライトのやり方はどうすればいい?
こんな悩みを解決できる記事を用意しました!
この記事で紹介する「リライトのやり方やコツ」を実践すれば、初心者でも安心してブログ記事をリライトできますよ!
「リライト」という言葉は知っているし、ブログを運営している限り必要な作業であることも知っている。
でも、どう考えて、どうやったらいいか分らないんですよね。
記事前半では「リライトの必要性」について、後半では「リライトのやり方やコツ」を解説するので、ぜひ参考にしてくださいね!
※「すぐにリライトのやり方について知りたい!」という方は、こちらからどうぞ!
ブログ記事の「リライト」とは?
ブログ記事のリライトとは、過去に投稿した記事内容を見直して、よりユーザーファーストな記事にするために、追記したり書き換えたりする作業です。
一度はできばえに満足して投稿した記事でも、検索上位にこなかったり、思ったほどアクセスが集まらなかったりするのはありがちです。
そんな時はリライトをして、アクセスアップや検索順位改善を図り、ユーザーにとってより価値のある記事を目指すことができます。
リライトは記事数が溜まってからする
ブログのリライトのタイミングは、ある程度記事が溜まってからにしましょう。
なぜなら、リライトをする際には、アクセス数や検索順位などの十分なデータが必要だからです。
記事数が少ないうちは、ブログに対するユーザーの満足度もGoogleなど検索エンジンからの評価も低いので、アクセスが集まらないため、リライトの効果を検証することができません。
なので、まずはブログの記事数を増やすことに集中して、来るリライトのタイミングに備えましょう。
記事を投稿してから3ヶ月~半年は検索順位の経過をみましょう。記事投稿から半年で上位表示した経験があるので、リライトのタイミングはそれから判断するのがいいかと。
リライトの3つの目的
次に、なぜ記事をリライトする必要があるのか、その目的として以下の3つを伝えさせてください。
リライトの目的3つ
目的をはっきりさせることで、適切な方法でリライトをすることができます。
ではひとつずつ説明していきます。
検索順位を上げる
1つ目は、狙ったキーワードでの記事の検索順位を上げることです。
記事が上位表示されれば、読者の目にもとまりやすくなるので、アクセス数のアップも期待出来ます。
リライトは、SEO対策(検索エンジン最適化)しつつ記事を調整していくのがいいですよ。
何度もリライトを重ねながら上位表示をめざしましょう。
アフィリエイトしていたり、サービスの告知などしていたりするなら、リライトで上位表示を目指しましょう。
クリック率やCV率(成約率)を上げる
サイト運営で第一の目的は、CV率(広告のクリック数やサービスへの申込みなど)を上げることです。
CV率を上げるには、読者に1つの記事から別の記事に移動してもらえるように、記事を改善する必要があります。
今読んでる記事から、続いてブログ内の別の記事も読んでもらって、 そして最終的には、一番たどり着いて欲しい記事(商品のお申し込みなどの収益記事)に誘導できるような感じになるといいわけです。
1記事だけ読んで閉じられてしまうのは、非常にもったいないですよね。
リライトして、関連する記事を次々と読んでいってもらえるように、ブログ内を移動しやすく工夫をしましょう。
この機会に、ブログの内部リンクを整理しましょう。後発の記事で、その記事に関連する記事があるかもしれません。
古くなった情報を新しく更新する
記事内の古くなった情報は更新しましょう。
読者に間違った情報を伝えてしまう可能性があるので、記事の内容によっては定期的に見直しをしなければなりません。
例えば、紹介していた商品の価格改定、サービス内容の変更などがあれば、読者に最新の情報を提供できるようにします。
ブログ内に古い情報を載せたままだと、ブログ自体の信頼性を落としてしまう可能性もありますしね。
【初心者向け】 リライトする前の注意点3つ
これからリライトのやり方を説明するわけですが、その前に、初心者が間違ってやってしまう注意点として3つお伝えしたいと思います。
とても大切なポイントなので、それぞれ説明していきます。
リライトを決めるタイミングが早すぎる
記事を公開してから少なくとも3ヶ月は様子をみましょう。
記事を公開してから1ヶ月たっても2ヶ月たっても何の反応もないと、不安になりますよね。
ブログ初心者ならなおさらです。
しかしそれは仕方のないこと。検索順位とは3ヶ月~6ヶ月かけて、じわじわと上がってくることが多いのです。
私も諦めていた記事が、公開から6ヶ月で2位まで上がってきた経験があります。
焦る気持ちに負けて、結果が出る前にリライトをするのはあまり意味がないのでやめておきましょう。
リライトのタイミングは、公開から3ヶ月程度経ったあたりで全然問題ありません。
全部の記事をリライトする必要は無い
リライトは全部の記事がその対象になるわけではないので、全ての記事をリライトしようなどと効率の悪いリライトはやめましょう。
なぜなら、個人でリライトに費やせる時間も労力も限られているので、上手くやるしかないからです。
ブログは、
0⇒1 にするのは大変だけど
1⇒2 にするのは比較的簡単
であると言われます。
つまり、まだアクセスも成果もない記事をリライトして、「0→1」を目指すのは無謀だけれど、その記事が少しアクセスが集まってきたり、成果が発生してきたりしているのであれば、リライトで「1→2」を実現させるのはより簡単なのです。
まだ記事を書くのになれていない初心者であれば、リライトの対象となる記事を探すよりも、むしろ新規に記事をどんどんブログにためていく方がいいでしょう。
そのうち「既にある程度のアクセス・収益を生んでいる記事」がでてきたら、リライトしていきましょう。
記事はコピペではなく、参考までにする
記事のリライトで、他サイトの記事のコピペはしてはいけません。
なぜなら、リライトした記事が他サイトの記事のコピペだとGoogleに判断されると、低評価をつけられペナルティを受ける可能性があるからです。
他サイトの記事は、参考にしつつも、基本的には記事は自分で書くべきです。
文章や画像をまるまるコピペするのは絶対にやめましょう。
お手本になる人を探して、その人を真似るのは正解!その視点を真似ましょう。
ブログ記事のリライトのやり方【3ステップ】
では3ステップでリライト手順を説明していきます。
リライト手順3ステップ
記事数が多いと、全ての記事のリライトには手が回らないので、優先順位をつけてリライトをしていきます。
そして、その中で一番上位表示が狙える記事からリライトを始めましょう。
検索順位を調べる
まずは記事の検索順位を調べます。
実は記事の検索順位によってリライトのやり方が変わってくるんです。
検索順位を調べるのに、以下の2つの方法があります。
・SEOツールを使う
・Google検索する
SEOツールを使う(SEOチェキ)
SEOチェキというSEOツールを使って検索順位を調べましょう。
使い方は簡単なので、ブログ初心者でも難なく検索できます。
検索方法は、検索したいURLを入力して、狙った検索キーワードを「ワード」に入力します。
順位が低すぎると「圏外」や「11位以下」と表示されてしまうんですが、それをクリックすると順位は確認できますよ。
Google検索を使う
インデックスされている記事は、Google検索で検索すれば結果が画面に表示されるので、その順位を地道に数えることで検索順位が分ります。
ブラウザのシークレットモードでキーワード検索すれば、クッキーの影響を受けずに検索できますよ。
もし記事がまだ検索エンジンにインデックスされていないなら、サーチコンソール(Googleの無料分析ツール)を使ってインデックスをリクエストできます。やり方は後半で紹介します。
目的に沿ってリライトする
検索順位を確認したら、実際にリライトしていきます。
2つのリライト方法を目的別に解説していきます。
・検索順位アップと古い情報を更新
・CV率アップ
すべての記事をリライトする必要はありません。検索順位によって「リライトした方が良い記事」かどうか確認し、優先順位をつけてリライトに取り組みましょう!
検索順位アップと古い情報の更新
検索順位アップと古い情報の更新を目的とするリライトは、記事内容を追記したり書き直したりします。
リライトした方が良い記事
リライトの対象とすべき記事は、検索順位が1位~50位くらいまでの記事です。
50位より低い順位になると、記事がほとんどGoogleに評価されていないので、リライトしたとしても、効果の程は怪しいものです。
リライトには時間も労力も相当かかるので、ここはバッサリと50位より低い順位の記事は切り捨てて、50位以上の記事の中で可能性の高い記事を選び優先的にリライトしましょう。
一方で、50位より低い順位の記事は、いっそ新しい記事を改めて作成したほうがいい結果につながる可能性があります。
50位より低い順位の記事であっても、公開から3ヶ月もたっていないなら、そのまま様子をみましょう。その後、じわりじわりと順位を上げるかもしれません。
リライトの方法
記事の順位によってリライトの方法は変わります。
リライトの方法
- 1位 →リライトの必要なし。古い情報があれば率先して更新する。
- 2位〜3位 →記事内容は基本据え置きで、古い情報は積極的に更新する
- 4位〜50位 →検索意図に合うようにコンテンツを充実させていく
CV率を上げるためのリライト
CV率をあげることを目的とするリライトも、優先順位をつけてリライトしましょう!
リライトした方が良い記事
CV率の改善させるためのリライトも、アクセスがあって改善結果がわかる記事をリライトしましょう。
21位~の記事は、リライト目的を検索順位を上げる方に振分けた方が良いかも。検索順位アップからのCV率改善と言う流れ。
リライトの方法
1位~20位までの記事は、タイトルのクリック率、読者の遷移率、サービスの申し込み数の改善を行いましょう。
リライトは以下のポイントを意識しましょう。
リライト後の効果を検証する
リライトをした後は、リライトの目的を達成できたか検証しましょう。
検証にはGoogleアナリティクスを使いましょう。アナリティクスで次の事が分ります。
- 記事へのアクセス数
- 記事の滞在時間
記事をリライトしながら、検証結果の記録をとって、リライトによるアクセスの変化を確認しましょう。
手応えとコツを掴むと、今後どのようなリライトも対応できるようになりますね。
リライトに失敗した場合(検索順位が下がる・アクセス数やクリック率が下がるなど)は、原因を明らかにして別の方法でリライトする必要があります。
リライト失敗の原因は、次のようなものです。
- 検索キーワードと記事内容があわなくなった
- 狙ったキーワードをタイトルや見だしや本文に入れすぎた(過剰なSEO対策)
何度もお伝えしていますが、キーワード検索してあなたの記事にやってきた読者にとって、有益な情報が提供できているかがポイントです。
リライトのコツ(補足)
ここまでリライトについての説明はだいたい終わりましたが、リライトでより良いブログにするために、ちょっとした手間(コツ)を補足します。
ブログをリライトしたら日付を更新する
記事をリライトしたら、日付を更新しましょう。
リライトした日を表示させて、「最新の情報です」アピールをします。
そうすることで記事の鮮度が保たれていることを、読者やGoogleにも伝えましょう。
勿論、ちゃんと記事内容はリライト済みであることは大前提です。
より読みやすい文章にする
以前の文章よりも、より読者にとって読みやすい文章を意識してリライトしましょう。
他にもいろいろありますが、文章の書き方はこちらの記事をよんでみてください。
リライトした記事はサッサとインデックスさせる
リライトした記事は、さっさと反映(インデックス)させましょう。
リライトした記事は、そのままにしていてもそのうちGoogleの検索エンジンに反映されますが、反映されるまでが数時間なのか、数日かかるのかは不明です。
いっそこちらからリライト済みをGoogleに知らせに行きましょう。
そこで利用したいのが、サーチコンソールです。
記事を更新したので、Googleにインデックスするようリクエストすることができます。
具体的な手順はこちらです。
step
1リライトした記事のURLを検索する
サーチコンソールにログインしたら、リライトした記事のURLを入力して検索する。
step
2インデックス登録をリクエストする
次に、「インデックス登録をリクエスト」をクリック。
「インデックス登録をリクエスト済み」とでたら完了です。
これで、Googleにリライトしたことをいち早くお知らせすることができます。
情報更新が頻繁な記事は、リライトしたらインデックスをリクエストしましょう。
リライトのやり方のまとめ
今回はリライトの目的とやり方を説明しました。 理由:記事数があるのにアクセス数が集まらないことに悩んでいるなら、過去記事をリライトしてみてはどうでしょうか。
記事を見直すことで、検索順位が上がり、収益化が進む可能性もあります。
リライトの目的は次の3つ
「検索順位の上昇」
「関連記事への誘導(遷移率の改善)」
「古い情報を最新のものへと更新」
これらの目的を達成するには、読者の利便性を上げる記事のコンテンツにすることが大事です。
リライトでユーザーにとってわかりやすい有益な記事になるように改善していきましょう!
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。