この記事で解決できること
- 経理って英語できないとダメ?
- 経理で必要になった場合の現実的な対策ってありますか?
- 英語が苦手でも経理で活躍できる方法が知りたい。
こんな悩みを解決します。
日商簿記3級、経理・契約5年、給与・社保5年のよんちゃわんが説明いたします。
私は人事異動で経理部に配属となり、経理未経験から経理業務を始めました。
英語が必要な業務も担当しましたが、何とかこなせるものです。
この記事前半では「経理業務での英語の必要性」について、後半では「経理で必要な英語の取り組み方」について解説します。
経理業務で英語が必要とされるかどうかは、実際に業務についてみないと分かりません。
不安に思ったり、焦って勉強を始める前に、この記事を読んで、まずは自分に英語は必要か考えてみてください。
経理で英語を使う可能性

経理で英語は必須ではありませんが、英語が必要な会社は確実にあります。
取引が国内中心の会社であれば、日々の仕訳・月次決算・年次決算まで日本語で完結するでしょう。
一方で事業を海外に展開している会社や外資系の会社では、経理と英語はセットで必要になります。
例えば次のような場面で英語は必要です。
- 海外子会社とのやり取り
- 英語の契約書・請求書の確認
- 外資系企業での報告業務
実際に、海外に事業展開している会社では、英語を使う経理ポジションが増えています。
次では経理で英語が使えるメリットについて解説します。
経理で英語が使えるメリット
英語ができると経理職としての選択肢が広がります。
- 「選べる会社」が増える
- 「伸ばせるポジション」が増える
なぜなら国内事業中心の会社だけでなく、外資系や海外展開している会社でも活躍できるからです。
また経理の基礎があり、日本語と英語で実務経験を積んでいけるのなら、転職やスキルアップで将来の年収を上げるベースにもなります。
つまり英語が使えると、より働きやすいポジションに挑戦できるスタートラインに立てるわけです。
英語が必要か判断する方法
ここまで経理は英語はできたほうがよさそうな流れでお話ししました。
だからと言って、やみくもに英語を勉強しようなどと思いつく人はあまりいないと思います。
まずは「自分の業務で英語を使うかな?」と考えましょう。
結論から言うと、英語が必要かどうかは会社ではなく業務内容で決まります。
なぜなら国内中心の会社なら、日本語だけで完結するケースも多いからです。
一方で、海外子会社とのやり取りや英文資料を扱う業務では、英語が必要になります。
大切なのは、
- 今の業務で英語を使う場面があるか
- これから挑戦したい業務に英語が必要か
を整理してみることです。
英語を使う業務でも、使う場面で英語のスキルが違う。
英文メール対応や英文マニュアル読解なら「読む・書く」、
海外支店と会議や英語での説明なら「読む・話す」
経理で使う英語は業務で違う

経理で使う英語は、会社や業務内容によって大きく変わります。
国内中心なら必須ではありませんが、海外取引が増えると英語は実務の一部になります。
次では3つのパターン別に解説します。
自分の現在の業務と、これから挑戦したい業務を考えてみてください。
国内取引が多い会社の経理
国内中心の会社では、英語を使う場面はほとんどありません。
理由はシンプルで、取引先・資料・会計基準がすべて日本語だからです。
仕訳入力、請求書発行、月次決算など、通常の経理事務は日本語で完結します。
そのため、経理初心者が最初に就く職場としてはスタートしやすい環境です。
まずは簿記知識や正確な処理能力を磨くことのほうが大事です。
ただし将来、事業を海外展開する可能性もゼロではないなら、先を見据えた準備もいいかと。
こういう環境で、じっくり実務経験を積んで、徐々に英語にも手をつけていったらいいのではないかと思います。
海外との取引が多い会社の経理
外資系や海外支店のある会社では、英語対応が日常業務に組み込まれます。
なぜなら、報告書や資料を英語で作成する必要があるからです。
特に外資系の会社では、本社へ提出するレポートが英語表記で求められることもあります。
イメージとしては、
普段の経理業務を“英語に置き換える”
という感覚です。
請求書や会計ソフトの表記が英語だったり、海外支店とのやり取りが英語だったりします。
こうした環境では、国際的な実務経験を積める点が大きな魅力といえます。
キャリアアップや将来の転職にもプラスになりますね。きっと。
よくある経理で英語を使う場面(実体験含む)
英語はわりと日常業務の中でも使われます。
実際によくあるのは、次のようなケースです。
- 英文請求書の発行
- 支払いに関するトラブル対応
- 海外担当者とのメールのやり取り
- 英語表記システムでの仕訳入力
どれも高度な会話力というより、「読む・書く」が中心です。
経理で必要な英語力を伸ばす方法
経理で使う英語は、主に「読み・書き」が中心になります。
時間がたくさんあるわけではないので、できるだけ効率よく伸ばしましょう。
一般事務範囲の英語
一般事務を含む経理なら、ビジネス英語に経理が入るイメージです。
とはいえ国内業務の経理で、英会話で意思疎通する場面はありません。
経理で英語を使う場合、多くはメールやチャットなどの読み書きが中心だからです。
仮に、他部署の外国人社員と話さなければならない場合でも、メールで業務連絡ができれば問題ありません。
理由はメールを使った方が、間違いがおこりにくく、より正確だからです。
たとえば、
- 請求書に関する確認メール
- 支払い遅延の問い合わせ
- 簡単なオンラインミーティング
こうしたやり取りに対応できるように、普段から関心を持って英語学習をしましょう。
業務でよく使う表現から覚え、実際に使いながら経験値を上げていくほうが身に付きやすいです。
あまり一般事務業務からかけ離れた感じではないんですね。
そう。ビジネス英語。メールの中身が請求書だったり、催促だったりと、その辺は経理ならでは。
経理専門の英語
経理の専門知識があるなら、英語学習は会計の専門用語に絞ると効率的です。
理由はシンプルで、経理に必要なのは日常会話よりも会計用語だからです。
たとえば、
- Revenue(売上)
- Expense(費用)
- Accounts Payable(買掛金)
など、決算書や仕訳で頻出する単語を押さえるだけでも実務対応力は大きく変わります。
実務で使う英語から積み上げて、英文経理のベースを作っていけます。
いつもの実務を英語に置き換えるってことですね。取り組み次第で経験値上げていけそうな。
経理で英語を使う場面に直結する内容に絞るほうが効率的。
英語が苦手な経理職の働き方のポイント3つ

英語が苦手でも、経理として活躍する道はあります。
ポイントとして以下の3つを解説します。
得意分野
英語が苦手でも、「これだけは強い」と言える得意分野を作りましょう。
なぜなら経理業務はチームでお互いの得意分野で補い合うものだからです。
税務、固定資産管理、システム対応、他部署との調整など、何か一つでも得意分野があれば評価されます。
- 税金の相談ならあの人
- データ集計はあの人が速い
こうしたポジションが確保できれば、英文メール対応を一部フォローしてもらう相談もしやすくなります。
そして英文メール対応を助けてもらっている間に、業務で必須の英語から覚えていき、経験値を上げていくのもありです。
働きやすい環境
自分の長所を評価してくれる職場を選ぶことが重要です。
なぜなら、弱みばかり指摘される環境では自信を失いやすいからです。
経理で英語を使う場面が増えているとはいえ、すべての会社で高い英語力が必須というわけではありません。
たとえば、
- 海外取引が少ない企業
- 英語は一部部署のみ使用
- 日常英会話がムリなく対応できる程度でOK
こうした環境もあります。
やはり経理は正確性と確実な処理が大事です。
自分の専門性の高さを認めてくれる会社のほうが成長しやすいもの。
コミュニケーション力
経理業務は一人で完結できるわけもなく、経理部員で協力して進めるもの。
そのためコミュニケーション力は大事になります。
また他部署との意思疎通や取引先とのやりとりなど、結構いろいろな人とかかわる業務です。
英語が苦手な自分を、英語が得意な人が助けてくれる。
自分がシステムに強ければ、システムで手こずっている人に教えてあげることもできます。
普段からコミュニケーションを意識した姿勢で仕事に臨んでいるからこそ、自然と助け合いが生まれます。
まとめ
経理で英語は必須ではありません。
ただし、会社や業務内容によっては使う可能性があります。
大切なのは「自分の仕事で英語を使うか」「将来的に英語を使うか」を見極めること。
- 国内中心なら日本語で完結
- 海外取引があれば読み書き中心に英語を使う
- 学ぶなら業務で必須の英語から
一方で英語が不安でも、得意分野や環境選びで十分活躍できます。
大事なのは、自分の現職や将来の働き方について英語の必要性を判断し、ムリなく準備することです。
以上ここまで読んでいただきありがとうございました。