- 書くことが見つからない。
- ブログ記事は何を書いてもいいのか?
- ブログのネタをどう探したらいいか知りたい。
こんな悩みを解決できる記事を用意しました!
この記事では、「初心者がはじめに遭遇する記事作成の悩み」や「記事ネタの探し方」について紹介していきます。
この記事を読めば、ブログに書くことが見つけられるようになりますよ。
なぜなら、実際に私もこの方法で次に書く記事ネタを見つけていますから。
記事前半では「ブログに書くことが見つからない理由」について、後半では「記事ネタの探し方」を解説するので、ぜひ参考にしてくださいね!
ではどうぞ!
ブログに書くことが見つからない理由3つ
まずは「ブログに書くことがない……」「ブログに何を書けばいいか分からない.....」と悩んでしまう主な理由を3つ解説します。
ブログに書くことが見つからない理由3つ
- ブログのテーマや方向性に迷っている
- 完璧を目指しすぎている
- インプットが不十分
書くことが見つからない理由は、その人にとって1つかもしれないし、全部当てはまる人もいるかもしれません。
1つずつクリアしていきましょう。
理由① ブログのテーマや方向性に迷っている
ブログのテーマや方向性に迷っていると、書くことがなかなか思いつかないという悩みにぶつかります。
これは記事にするネタを選ぶことが出来ず、ブログに何を書いていいのか分からない状態になっていると言えます。
日常生活でも「なんでもいいよ」と無制限に(条件もルールもない)選択肢を与えられると、かえって何も決められなくなってしまいませんか?
ブログも同じ事が言えます。テーマや方向性が決まっているからこそ、書く内容を自分で決められます。
しかし、テーマや方向性に迷っていると、「書くべき内容」を決められず、結局「書くことがない」と感じてしまうのです。
この悩みの解決方法は、記事後半で紹介しますね。
理由② 完璧を目指しすぎている
ブログに書く記事は「誰よりも内容を濃く、詳しくかかなければ・・・」というふうに完璧を求めていると、なかなか記事を書くにいたりません。
ブログを始めたばかりの段階で、記事内容の完璧さを追求するよりも、次々記事作成をこなしていくことを優先させたほうがいいでしょう。
記事作成の経験を積んでいくことで、徐々に良質な、ゆくゆくは誰よりも詳しく解説している記事を投稿することが可能になっていきます。
初心者が目指す記事のクオリティは、以下を満たしていれば十分です。
過去に書いた記事は、いつでもあとからリライトできますよ。
記事作成の成長とともに、いずれ見直しブラッシュアップしましょう。
というわけで、初心者のうちは完璧な記事を目指しすぎず、記事作成をこなしていくことで力をつけていきましょう。
原因③インプットが不十分
テーマや方向性は決めたけど、記事のアイデアがまったく浮かばなくて困っている場合は、そのテーマについて十分な情報を持っていない可能性があります。
仕事や家事に追われて、ブログの記事作成に十分時間を確保できないと言う人もいるでしょう。
それはブログのテーマに必要な知識をインプットする時間も十分にないということではないでしょうか。
しかしながら、読者に読んでもらえる記事を書くには、十分な知識・情報が必要です。
たくさんのインプットがあってこそ、書き続けていけるんです。
なので、忙しいのを言い訳にせず、「時間をつ作って学ぶ」意識で、知識の引出を増やすためのインプットを心がけましょう。
ブログテーマを決める大事な3ステップ!
では何よりも先ずクリアしておきたいブログテーマや方向性について、ブログテーマを決める方法をわかりやすく下記3ステップにわけてご紹介します。
ブログテーマを決める3ステップ
- ブログテーマになる「材料」を見つける
- ブログテーマを「どう育てるか」を考える
- ブログテーマを「最終的にどうしたいか」を考える
これら3ステップを別々ではなく、3つの視点でテーマを選んで行く感じです。
ブログテーマにできる「材料」を見つける
テーマを考えるときに最初にすることは、自分にあった材料を見つけることです。
まずは今自分が時間を使っていること(使いたいこと)から選びます。年齢、性別、職業、趣味、特技、好きな食べ物、熱中していること、これからやりたいことなど自分の「今と未来」を箇条書きにしてみるのもいいでしょう。
私は「あまりお金をかけずに良い感じのブログを運営する」っていうのがテーマになりました。
実際にどんなテーマを扱った個人のブログがあるか調べてみるのもいいですね。
ブログテーマを「どう育てるか」を考える
ブログを日記にするのか、雑記にするのか、何かに特化した情報を発信するのかは自由ですが、やはりテーマを育てるという点では、そのテーマに特化したブログにするのがいいでしょう。
テーマを育てるとは、テーマについて誰かの役に立つ情報を発信するということです。
また「誰かの役に立つ情報」を発信することで、後述するブログテーマで「収穫を考える」と言うその先の展開へとつながっていきます。
よって、以下の2つが考えるポイントとなります。
- 誰のために書くか
- どのように伝えるか
自分も関心のあるテーマで発信している他のブログを覗いてみるのも、ザックリとイメージ作りやヒントになりますよ。
誰のために書くか
ブログを書くことにおいて、読者(ターゲット)を意識しないというのは論外です。
ブログの読者を具体的にイメージすること(「ペルソナ」を設定すること)は、誰かの心に刺さる記事を書くのに外せません。
そうすることで、その読者に向けて伝えたい事が伝えられる記事を書くことができるんです。
このブログの場合だと「ブログ初心者」になります。
実際には「ブログ初心者」の他にも社会人・主婦・学生や仕事など追加しもう少し詳細な設定をします。
もし難しければ、よく似た条件の知人や家族などをイメージするのでも十分です。
むしろこちらの方が簡単ですね。
私は難しいことは考えず、「少し前のブログ初心者の自分」をイメージしています。
どのように伝えるか
どういった切り口で書いたら読者に関心を持ってもらえるか、伝えたい事が伝わるかを考えます。
誰かに読んでもらいたいなら、読者の求める内容(ニーズ)に答える記事を書かなければなりません。
たとえばこのブログなら「ブログの初心者が、自分でブログ運営できるように必要な情報や経済的・効率的なやり方、問題解決やアドバイスなどを分かりやすく伝える」という感じでやっています。
このブログで想定している読者は「ブログ初心者」で、ブログの始め方やノウハウにニーズがあると分析しています。
読者のニーズの調べブログブログ後半で紹介しています。
ブログテーマ「収穫」を考える
ブログを運営することのメリットは、自己実現により日常が充実することの他に、収益を得られる可能性があるということがあります。
自分が一生懸命書いたブログ記事を読んで、その情報が役に立ったと喜んでくれる読者がいます。
そして、そんな価値ある記事を通じて自分にもリターンがあれば、それはブログを書く目的・モチベーションとなります。
この点は、明確に意識しておきましょう。
意識するポイントは以下の2つです。
- ブログの収益化
- 収益化以外のメリット
ではそれぞれ解説します。
ブログの収益化
ブログを始める目的が、副業だったり小遣い稼ぎだった場合、これは一番気になる事です。
ブログの収益化を考えるなら、それはテーマ選びの段階で押えなければならない重要なポイントです。
ブログで収益を得る方法は、広告を掲載することです。
広告掲載には以下の2種類があります。
2種類の広告掲載
- ブログテーマと関係ない広告
- ブログテーマに合った商品・サービスの紹介
この2つには明確な違いがあります。
ブログテーマと関係のない広告
Googleアドセンス等は読者の興味にあわせて自動的に表示される広告掲載です。
こちらは基本的にブログのアクセス数が増え、広告がクリックされるほど収益が増える仕組みです。
なので、テーマ選びの段階では考える必要はありません。
考える必要があるのはブログテーマに合わせた紹介広告です。
ブログテーマに合わせた紹介広告
いわゆるアフィリエイト広告のことです。
たとえばブログテーマと「美容」「金融系」「健康食品」「サービス系」など収益性の高いものが自然と結び付けられれば、収益性が期待できるブログになります。
ところが実際には広告がほとんどなく、収益化が難しいテーマも存在します。
記事は書いたけれど、掲載する広告がない・・・などとならないように、ブログテーマを決める段階で、アフィリエイト広告があるか探しておきましょう。将来的にどんな記事を書いていくかイメージできますよ。
収益化はあとからでも可能
ブログ運営で収益化は確かに大事なポイントですが、かといって始めから考えすぎるのはおすすめしません。
思い出してください。ブログで大事なのは、読者に役立つ情報を発信することです。
せっかく書いた記事も、役立つ情報が発信できていなければ、読者から選ばれることはありません。
読者のために役立つ情報を発信することがなによりも大切です。
それができていれば、後から収益化することは可能です。
一旦収益化は忘れてブログを運営していくこともモチベーションを保つためのポイントですね。
ブログの収益化は、成果が出始めるのに6ヶ月から1年はかかると言われているので焦る必要はありません。
収益化を焦ると途中で挫折する可能性が高くなります。
収益化以外のメリット
ブログには収益化のほかにもメリットがあります。
自分が決めたテーマにそって誰かの役に立つ情報を書いていくことで、自分が「他の誰かに教えるレベルになる」過程を実感していくことになります。
遂にはそのテーマのプロになれるわけです。
そうそう。どんなテーマでも、役に立つ情報を発信することに熱中することは、日常の体験が向上し、自己実現につながります。
テーマ選びの注意点4つ
さらに、テーマ選びをよりやりやすくするために、注意点を4つ紹介します。
テーマ選びの注意点4つ
- 似ているサイトやブログをチェックする
- テーマの規模をチェックする
- テーマの人気度をチェックする
- YMYLについて知っておこう
1.似ているサイトやブログをチェックする
自分が書きたいブログと似たサイトやブログをチェックして、自分のテーマをより具体的にイメージしていきましょう。
自分が扱いたいテーマには、かならず参考にできるサイトやブログが存在しています。
そこから学ぶことは多いです。
参考にできるサイトやブログから学ぶことは、自分の書いた記事の品質管理に役立っています。
2.テーマの規模をチェックする
ブログを書き続けるにはある程度テーマに広さが必要です。
そのテーマで記事にできるネタはどれくらいあるでしょうか。
最低30記事以上を作成することが好ましいですが、スタート時点で30の記事ネタがあればテーマの規模としては十分です。
3.テーマの人気度をチェックする
できるだけ多くの人に読んでもらいたいし、どうせなら収益化もしたいですね。
であれば、テーマを決める前に、そのテーマはどれくらい人気があるのか、実際需要はあるのかを知っておいた方がいいわけです。
もともとあまり人気のないテーマであれば、テーマの見直しも必要になります。
自分がどれほどそのテーマについて有益な情報を発信する自信があっても、需要がなければ多くの読者に読んでもらうこともできないし、アクセスの少ないブログで収益化など期待できません。
専門性が高い仕事や特殊すぎる趣味とかは避けた方がいいかもしれませんね。
テーマの人気度を調べるのに、「キーワードプランナー」という検索キーワードの月間検索ボリュームを調べられるGoogle無料ツールがあります。
自分のブログテーマが、どれくらい人気があるのかザックリと把握することもできますよ。
4.YMYLについて知っておこう
YMYLと呼ばれるテーマがあります。
これは「Your Money Your Life」の略称で、金銭・健康・生命など、人生や生活に大きな影響を与えるテーマのこと。
YMYL該当ジャンル
- 金融(仮想通貨・クレジットカードなど)
- 美容(コスメ、筋トレ、ダイエットなど)
- 健康(病気やケガ)
- 公共サービス
- 不動産
- 人種・宗教
- 法律
これらのテーマは、それぞれの分野でいわゆる企業や専門家(医師・薬剤師・FPなど資格保持者)が書いた記事でないと、検索エンジン(GoogleやYahooなど)ではなかなか上位に表示されません。
どれだけ読者のタメになる記事を書いても、専門性をアピールできない個人のブログだと読者に読んでもらえるチャンスに恵まれません。
つまり、アクセスを集めるのが難しいテーマということです。
Googleの検索品質評価ガイドラインでも以下のような表記があります。
Pages on the World Wide Web are about a vast variety of topics. Some topics have a high risk of harm because content about these topics could significantly impact the health, financial stability, or safety of people, or the welfare or well-being of society. We call these topics “Your Money or Your Life” or YMYL.
(和訳)World Wide Web 上のページには、多種多様なトピックが掲載されています。 一部のトピックは、人々の健康、経済的安定、安全、あるいは社会の福祉や幸福に重大な影響を与える可能性があるため、危害を及ぼすリスクが高くなります。 私たちはこれらのトピックを「Your Money or Your Life」または YMYL と呼んでいます。
General Guidelines
明らかな YMYL トピックに関するページについては、非常に高いページ品質評価基準が設けられています。
YMYLを含んだテーマを選んではいけないわけではありませんが、アクセスを集めるのは非常に難しいです。
人によってブログを始める目的は違いますが、収益化目的の場合、YMYLを扱う場合はよく考えましょう。
記事に使えるネタの探し方
ブログのテーマや方向性は決まっているのに、書くネタが思いつかない!
ひょっとして自分でネタを考え出そうとしていませんか?
自分が思いつくことを書くことは、読者の悩みを解決する記事を書くことにはなりません。
記事のネタ探しに有効な方法を2つ紹介します。是非試してみてください。
2つとも地道な作業ではありますが、ブログで使えるネタをストックするために、時間を作って実施してみてください!
キーワード調査
キーワード調査をすれば、書くべき記事のベースとなるキーワードを取得することができます。
キーワードは、読者(ユーザー)が自分の悩みや疑問を解消しようとしてGoogleやyahooなどの検索エンジンの検索窓に入力する「単語の組み合わせ」です。
ブログのキーワード調査には、『キーワードプランナー』や『ラッコキーワード』といったツールを使用すると便利です。
Googleキーワードプランナー
記事を書きたいキーワードを検索して、①関連キーワードと②その月間検索ボリュームを入手します。
無料でも使えますが、Google広告で広告を出すと、わずかに広告費はかかるものの、広告終了後1ヶ月程度の間はさらに詳しい検索ボリュームデータが得られる検索ができます。
私の経験では、広告費用が300~700円かかりましたが、上手くやるともっと押さえられます。
①→②の手順で取得した関連キーワードと月間検索ボリュームは、Googleスプレッドシートなどにダウンロードしましょう。
ラッコキーワード
無料でも使えますが、有料プランでサジェストプラスという機能を利用すると、キーワードプランナーでかかる手間と時間がほぼ無しで同等の結果を得られます。
1ヶ月間だけのお試し使用は、1,680円と少し割高になりましたが、キーワードの洗い出しにフル活用しました。ストレスフリーでめちゃくちゃ快適な使い心地でした。
取得したキーワードは、Googleスプレッドシートなどにダウンロードしましょう。
(共通)その膨大なキーワードの中から、ブログテーマとは明らかに関係ないキーワードは削除して、残ったキーワードで一覧は完成です。
『Yahoo!知恵袋』の活用
『Yahoo!知恵袋』を活用して、自分では気づけなかった「読者の悩み」を知ることが出来ます。
このような匿名の質問サイトでは、読者(ユーザー)の生々しい悩みが投稿されているので、記事の内容をイメージするのに役立ちます。
そして、その質問者を想定読者に設定して深い記事を書くことができます。
ただし、検索ボリュームが少ないあまりにもニッチな悩みは、アクセスが集まらない可能性もあります。
アクセスを増やす観点では、キーワードの検索ボリュームにも注意しながら質問者の悩みの内容に回答する記事を書くかどうか検討しましょう。
キーワードはネタ
キーワードの数だけ、記事ネタはあるということになります。
これで「記事ネタがない」問題はひとまず解決しましたね。
その後は、記事が書けそうなキーワードから手をつけていけばいいですよ。
もし、過去に記事を書くのが大変だと感じたキーワードであっても、だんだん記事作成に慣れて実力がついてくると、難なく書けるようになります。
慣れてきたら、ライバルのブログがどんなキーワードで記事を書いているか、関連キーワードの深掘りなど、いろんな角度でキーワードを出してみてください!
「書くべき事は見つけられる」まとめ
ブログ初心者の「ブログに書くことがない……」「ブログに何を書けばいい...」という悩みに対し、本記事では考えられる原因3つを解説しました。
ブログでは読者の悩みを解決する情報を発信するので、自分で思いつくネタを記事に書くというのは正しい姿勢ではありません。
読者の悩みを洗い出して、記事ネタのストックを増やしましょう。
キーワードの数だけ記事ネタはあります。
ブログを楽しんで書き続ければ、「書くことがない」と悩んでいたのが懐かしく感じられるほど成長し、ブログを書き続けられるようになっていますよ。
以上、最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!