こんなことで悩んでいませんか?
- ブログの記事構成ってどんなの?
- 記事を書くのに準備することは何かある?
- 書き方のフォームがあれば知りたい!
こんな悩みを解決できる記事を用意しました!
この記事で紹介する手順を実践すれば、初心者でも迷うことなく記事作成できますよ!
なぜなら、実際に私もこの手順でブログ記事を書いていますから。
記事前半では記事構成作成の手順を、後半では記事作成のフォームについて解説するので、ぜひ参考にしてくださいね!
※「すぐに記事構成の作り方について知りたい!」という方は、「記事構成を作る7ステップ」へどうぞ!
ブログの記事構成とは
いざブログ記事を書こうとしても、なかなか直ぐに書けるものではありません。
スムーズにブログ記事を作成しワードプレス投稿するために、記事構成というものを作成します。
いわば「記事作成の設計書」です。
記事構成はなぜ必要?
記事構成とは「記事作成の設計書」のようなものです。
記事構成を作る理由は、誰にでもわかりやすい記事を書くためです。
また、わかりやすい記事にするための工夫を凝らすためです。
実際に、記事構成を作って記事を書くことで、下記のメリットがあります。
記事構成を作って記事を書くメリット
- 伝えたい事がぶれずに、記事を順序良くスムーズに書いていける
- 読者に必要な情報だけを揃えた記事を書きやすくなる
- SEO対策もできる
あらかじめ記事構成を考えずに文章を書き進めていくと、途中で内容が逸れてしまって、まとまらない内容の記事になって困ったなんてことはありませんか。
それを解消するのが記事構成です。
記事を悩まずスラスラ書けるようになり、書き上がった記事も読みやすく、読者にも執筆者にも良いことばっかりです!
記事構成の全体像
まずは、記事構成を作成する手順をザッとご紹介します。
記事構成が完成するまでの手順は次のとおり。
記事構成を作る手順7つ
- 検索キーワードを選定する
- 読者を具体的にイメージする
- ニーズ分析する
- 洗い出したニーズを整理する
- 見出しを設定する
- 記事タイトルを考える
- 全体を最終チェックする
「記事構成はこんな流れで作るのか」とうっすらでもイメージしていただけましたか?
では、記事を書く前に記事構成を7ステップで解説します。
記事構成を作る7ステップ
では下記の7つのステップで記事構成を作っていきましょう。
検索キーワードを選定する
記事を書く前に必ず「どの検索キーワードで記事を書くか」を決めておきましょう。
検索キーワードとは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで読者が検索窓に入力するキーワードのこと。
この検索窓に入力された単語の組み合わせ(キーワード)は、読者が抱える悩みをコンパクトに分かりやすく表しています。
例えば、ブログの書き方を知りたい場合は「ブログ 書き方」、ブログの始め方がわからない場合は「ブログ 始め方」などです。
検索キーワードは「読者の悩みそのもの」なので、事前に選定してから記事を書きましょう!
読者を具体的にイメージする
まずは、検索キーワードを検索する読者はどんな人か「ペルソナ」をイメージしましょう。
検索キーワードを『検索する読者』を具体的にイメージ(ペルソナを設定する)と、読者の悩みや背景、記事を読む目的が鮮明に浮かんできて、その人に刺さる記事を作成しやすくなります。
そのペルソナのイメージに近い、例えば「過去の自分」「友人」「家族」など、身近な人の顔を思い浮かべてみるとよいでしょう。
そして、検索キーワードから「どんなことに悩んでいるか」を考えてみてください。
その人たちが検索キーワードを検索窓に打ち込んだとき、何に悩んでいるか、どんな情報を揃え、どう伝えればその悩みを解消できるかがより鮮明に想像できるはずです。
細かい「ペルソナ」設定は必要ありません。”こんな感じ”と読者をイメージするのでOKです。
たとえば私が「ブログ 構成」を調べる「過去の自分」をイメージすると、こんな風になります。
過去の自分をイメージすると、こんなふうに「検索キーワードに現れる悩み」に気づいていきます。
そして、当時の悩みがはっきりすれば、記事に必要な情報がおのずと見えてきます。
その次は、悩み一つ一つに答えを返していきます。
そしてこの情報を「過去の自分」に宛てた記事に作成していきます。
ニーズ分析する
どんな記事がGoogleから評価されるかというと、読者の疑問をわかりやすく解決している記事です。
評価される記事・良質な記事を作るには、予め『読者のニーズを分析すること』が重要です。
3段階で分析しましょう。
先ほど設定したペルソナと妄想会話をしてみましょう。
「どんな質問をされて、どういう回答したら、次はどういう質問がさらにくるのか?」妄想問答を繰返していくと、表面上のニーズはもちろん、深層にあるニーズも見えてきます。
次に、関連キーワードからニーズを分析する方法を2つ紹介します。
『Yahoo!知恵袋』から洗い出す
1つ目は『Yahoo!知恵袋』でキーワードを検索します。
関連キーワードから、自分で読者の検索意図を想像するのには限界があります。
しかし、『Yahoo!知恵袋』で検索した結果には、自分では気づかなかったユーザー(読者)の生々しい悩みが一覧表示されます。
試しに「ブログ 構成」のキーワードを例にYahoo!知恵袋でニーズを分析してみましょう。
そうしたら、質問内容を確認して「何に悩んでいるのか」「悩みを解消してどうしたいのか」を考えてみてください。
上から10件くらい見て、重複している質問内容は、記事内に反映させましょう。
競合記事から洗い出す
2つ目は、Googleで検索上位を獲得している記事の内容をチェックしていきます。
Googleは、記事が「読者に役立つ内容になっているか」をもっとも重要視して順位を決めています。
Googleで検索上位に表示されている記事内容を見る限り、上位表示の記事は読者の悩みを解決できている可能性が高いです。
下記は、実際に「ブログ 構成」をGoogleで検索した際に上位表示した記事(都合で見出しを短く編集済み)の内容を分析したものです。
画像のとおり、検索上位の記事を分析して「どんな悩みを解決しようとしているのか」「どんな情報を提供しているのか」を洗い出してみてください。
競合をピックアップするのに、記事には一回はちゃんと目を通しましょう。上位表示でも良質な記事でない場合もあります。内容がイマイチ(悩みに答えていない)の記事は無視してOK。
洗い出したニーズを整理する
次に、ここまでで洗い出した読者の悩みを「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」に分けて整理しましょう。
そうすれば「必須のトピックは何なのか」「どんな追加情報を読者は喜ぶのか」がわかるはずです。
ニーズの内訳
【顕在ニーズ】
読者がキーワードを検索する際、解決したい悩みや叶えたい願望で意識できているもの。 読者自身が気づいている悩みを顕在ニーズといいます。
【潜在ニーズ】
読者がキーワードを検索する際、解決したい悩みや叶えたい願望はあるが、自身がまだ気づいていないもの。 つまり次の段階で出てくるであろう悩みや問題を潜在ニーズといいます。
ここまでで洗い出した「ブログ 構成」の悩みを顕在ニーズと潜在ニーズに分けると、こんな感じになります。
顕在ニーズ | 潜在ニーズ |
---|---|
記事構成とは何か知りたい。 | 記事を書くフォーム(型)があれば知りたい。 |
記事構成は記事作成に必要なのか? | 楽して記事を書きたい。 |
記事構成の作り方を知りたい。 | アフィリエイト記事を書いてみたい。 |
記事構成の注意点やポイントを知りたい。 |
これで読者の悩みを洗い出して整理できました。
ブログで何を書くか、記事のネタに悩んでいませんか?こちらのページもどうぞ。
次は記事構成の見出しを作っていきましょう。
見出しを設定する
ここまでで整理したニーズを元に見出しを作ります。
見出しを見ただけで記事の内容がつかめるようにすることが、読者に負担なく読んでもらえる記事を作成するコツです。
流れを見出しで分かるようにする
見出しを見ただけで内容が分かる、本の目次のようなイメージで見出しを設定しましょう。
一目見てよくわからない見出しだと、面倒くさくて直ぐに離脱する読者もでてきます。
記事を読むときのストレスは軽いにこしたことはないからです。
なので、最初から最後まで記事の流れをつくる見出しをつけて、読みやすい記事にしましょう。
見出しで「伝えたいこと」を提示する
それぞれの見出しで「伝えたいこと」を考えましょう。
なぜなら、伝えたいことが明確になっていないと、見出しごとでメッセージがブレてしまい、記事全体の一貫性がなくなる可能性が高いです。
ただし、1つの見出しで伝えたいことは1つだけにしましょう。
確かに!一度に複数の話をされて混乱して、何度も聞き返したことがある。ブログでも同じですね。
見出しを使い分けて長文にしない
本文が長くなりそうなら見出しを増やしましょう。
読者全員がPC画面で記事を読むわけではありません。むしろスマホからブログ記事にアクセスする方が多いのではないでしょうか。
長文だとスマホ画面で読むのは辛いですね。
本文が長文化しそうであれば、見出しを細分化して文章に強弱をつけましょう。
読者がスクロールしているうちに文章に飽きてしまいます。
記事タイトルを考える
記事の内容にあったタイトルを決めましょう。
当然のことながら、タイトルと記事の内容が合っていないと、まず読んではもらえません。
記事タイトルを決めるコツを踏まえて、多くの人に読んでもらえるタイトルを付けましょう。
タイトルを決めるコツ
- 32文字程度におさめる
- 検索キーワードを含める
- 記事内容をまとめる
- 数字を使って読者に注目させる
全体を最終チェックする
見出しと伝えたいことが書けたら、下記4つのポイントを最終チェックしましょう。
記事構成のチェックポイント4つ
- 1つの見出しで伝えたいことは1つか
- 検索ニーズへの回答以外の情報を書いていないか
- 一貫した理論で解説できているか
- その見出し設定で流れはわかりやすいか
以上で、記事構成は完成です!
【コツ】記事構成は別ツールで下書きする
以上、実際に記事を書くまでにやるべき事を紹介しましたが、ここでさらによりよい記事構成を作成するためのコツを紹介します。
記事構成はGoogleドキュメントなどの別ツールに書きましょう。
私はGoogleスプレッドシートを使っています。
以下のメリットがありますよ。
記事構成を別ツールに下書きしするメリット
- 記事全体を把握できる
- 見出しを順序良く適切に設定できる
- ワードプレスへの入稿作業がとてもラク
- リライトも便利
具体的に言うと、ワードプレス投稿画面には、見出し設定が完了した構成案の文章をコピペしたり、画像を挿入したりするだけです。
ワードプレス投稿画面への直接入力は、記事全体が把握し辛いのであまりおすすめしません。別途十分に推敲した下書きを作っておいて、それをコピペした方が記事の質も作業効率もいいですよ。
以上から、作成した記事を推敲してさらに良質な記事にするためには、別ツールで記事構成を作成しましょう。
ブログ記事の構成は3段階
ここまで準備できたら、次は文章を書いていきましょう!
ブログを書く場合、以下の3つの構成で書くのが一般的です。
- 書き出し
- 記事本文
- まとめ
それぞれ簡単に説明します。
書き出し
読者が記事を開いて初めて目に触れるのが「書き出し」。リード文とも呼ばれます。
書き出しは、読者を本文に誘導する役割であるため、ブログの構成の中でとくに大事な部分です。
書き出しで興味を惹けないと、読者はその先を読んでくれない可能性がでてきます。
そのため、読者に「この記事で問題が解決出来そう」と思わせられるかどうかは、この書き出しにかかっています。
記事本文
ここは記事の主要部分です。
読者の疑問や悩みにしっかりと答え、最後まで読んでもらえる記事を作成しましょう。
記事で伝えたいポイントを的確に伝え、また記事に最後まで関心をもたせるために、読みやすい工夫をする必要があります。
そのため必ず見出しを設定して、内容がひと目で分かるようにします。
実際にブログの読者は流し読みをする人が多く、見出ししか読んでもらえないことがあるので、是非とも見出しで記事本文に関心を引きつけたいです。
まとめ
まとめ部分では、記事のとくに大事なポイントを要約し、読者に内容をおさらいしてもらいます。
まとめを書くことで、「この記事で筆者が何を伝えたかったのか?」がわかりやすくなります。
そして読者を「次に取って欲しい行動や場所」へ誘導することができます。
さらには、本文で伝えられなかったことをチョイ足しすることも可能ですね。
なので、まとめ部分でも記事の内容がしっかりとわかるように、手を抜かずに書きましょう。
あと、読み飛ばされたり流し読みされたりして、ちゃんと意図が伝わっていないかもしれない場合のフォローにもなるかと。
各構成部分の書き方【型】
それでは、各構成部分の具体的な書き方を解説いたします。
書き出し【型】
まず、書き出しの書き方を解説します。
書き出しは以下の4ステップを意識して書いてみましょう。
書き出しの書き方
- 記事で解決できる悩みや疑問を書く →こんな悩みを解決できる記事を用意しました!
- 解決策を伝える →この記事を読んで実践すれば解決できますよ!
- 解決できる根拠を示す →なぜなら、実際に自分も悩みを解決できましたから!
- 読者に読み進めるよう促す。 →是非参考にしてくださいね!
詳しく見てみましょう。
記事で解決できる悩みや疑問を示す
まずは記事で解決できる悩みを書きましょう。
最初に悩みを書くことで、同じ悩みをもつ読者の目にとまります。
ここで書いた悩み・疑問と読者の悩みにズレがあると、それ以上読んでもらえない可能性があります。
読者の悩みをしっかり分析しておきましょう。
今回の記事では、悩みとして「ブログの記事構成ってどんなの?」「書き方の型(フォーム)があれば知りたい!」といったことを書いています。
解決策を伝える
解決策の説得力を増すために、できるだけ根拠を書きましょう。
それには自分の実績をもとにした具体的な根拠を示すと説得力が増します。
書ける実績がない場合は、こういうのもアリですよ。
- 〇〇について100記事以上リサーチしました!(実際に自分がかけた労力の大きさをアピールし根拠とする)
- △△という有名雑誌で発表されています(他者の権威性を借りてみる)
読者に読み進めるよう促す。
記事の内容をザックリと知ることで、もっと詳しく知りたい!と関心をひきつけられます。
そこで読者に本文まで読み進めてもらえるよう、背中を押すわけです。
「○○について解説するので、ぜひ参考にしてくださいね!」など。
記事本文【型】
ここでは文章を書くときに代表的な型として使われる「PREP法」を紹介します。
PREP法はプレゼンや論文の中でも使われている手法です。
PREP法
Point(結論)
Reason(理由)
Example(具体例)
Point(もう一回結論)
伝えたい内容を伝えやすい型であり、説得力も増す構成になっていますよ。
使いやすい型ですので、ぜひ覚えて使ってみましょう。
それではPREP法の具体的な使い方を解説していきます。
結論
最初に結論(この記事で伝えたいこと)をもってくることで読者が話の内容の要点を最初に把握でき、あとの話を理解しやすくなります。
流し読みをする読者にも、いち早く要点を掴んでもらいやすくなります。
「結論」の具体例 →→「記事を書く際はPREP法を使います。」
理由
結論の理由(なぜその内容を伝えたいのか)または根拠を示すことで、伝える内容に説得力が増し、スッと頭に入ってきます。
「理由」の具体例 →→「なぜなら伝える上でわかりやすく、説得力も増すからです。」
具体例
具体例を示すことは、その伝えたい内容が正しいことを裏付ける効果があります。
オリジナルの画像・データや表などは、読者に結論の内容をとてもイメージしやすくします。
「具体例」の具体例 →→「たとえばプレゼンや論文でもよく使われています。」
具体例には、数字のデータや読者のイメージしやすい状況を含めるのが効果的です。
もう一度結論
最後にもう一度結論を伝えます。結論を印象づけ、記憶に残りやすくします。
「もう一回結論」の具体例 →→「なので、この型をブログでも使うことによって分かりやすく伝えられます。」
これらの文章をすべてつなげると次のようになります。
(結論)記事を書く際はPREP法使います。
(理由)なぜなら伝える上でわかりやすく、説得力も増すから。
(具体例) たとえばプレゼンや論文でもよく使われています 。
(もう一度結論)~なので、この型をブログでも使うことによって分かりやすく伝えられます。
どうですか?
内容の展開がシンプルで分かりやすく、頭に入ってきやすいのではないでしょうか。
PREP法を必ずしもすべての記事作成に当てはめる必要はありませんが、この型を意識しながら記事を書いていくことは助けになりますよ。
扱う記事の内容や記事の流れにあわせて使い分けてみてください!
見出しを使い分けて読みやすくする
記事の内容の構成は、見出しをつけることでわかりやすくなります。
ブログでは見出しに応じたタグ(h1、h2、h3など)を付けますが、見出しタグの付け方にもルールがあります。
見だしを上手く使いこなして、記事の読みやすさをサポートします。
まとめ【型】
最後にまとめ部分の書き方を説明していきます。
まとめ部分の書き方
- 簡単に本文を説明する
- 解決できることを伝える
- ユーザーの背中を押す言葉を置く
簡単に本文を説明する
改めて本文の内容を簡単に説明し、読者に内容を思い出してもらいましょう。
本記事の内容の薄れかけた記憶が、読者の意識に再度よみがえります。
解決できることを伝える
この方法で問題が解決できることを再度伝えましょう。
ここで「自分の悩みが解決された」「疑問解消された」と読者の満足度が高められるわけです。
読者の背中を押す言葉を置く
記事を最後まで読んでもらえたというのは、この内容には説得力があり、納得感を持たせられたと言うこと。すごいことです。
読者の満足度が上がったところで、読者に次にとってもらいたい行動を促しましょう。
読者の背中を押す言葉を置きましょう。
記事本文で伝えられなかった事をちょっと追加することもいいですよ。
記事構成について まとめ
今回の記事では、ブログの記事構成の作り方と記事を書く上での全体の構成について説明しました。
記事のポイントをまとめると、次のとおりです。
記事構成の作り方7ステップ
- 検索キーワードを選定する
- 読者を具体的にイメージする
- ニーズ分析する
- 洗い出したニーズを整理する
- 見出しを設定する
- 記事タイトルを考える
- 全体を最終チェックする
記事の構成と型
- ブログ記事の全体構成は「書き出し」「記事本文」「まとめ」の3つ
- PREP法(結論-理由-具体例-もう一度結論)を使えば読みやすい文章が書ける
- 最後に「まとめ」でユーザーに行動を促す
少し手間はかかりますが、はじめに記事構成を作っておいて、それから「PREP法」等を使えば、読者にとっても読みやすいブログ記事が書けます。
ぜひこの記事を参考にして、どんどん記事を書いていってください!
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。