- ブログ記事は何文字以上で書けばいいか知りたい
- ブログ記事を上位表示させたい
- ブログの文字数が多い方が上位表示しやすいのか知りたい
こんな悩みを解決できる記事を用意しました!
「ブログ記事ってどれくらいの長さが最適なんだろう」 いざブログを書くとなると、ふと思ったことはありませんか?
この記事では、ブログ文字数と検索上位表示の関係について解説します。
これを正しく理解すれば、初心者でも迷わず記事作成できますよ!
なぜなら、実際に私もこの関係を理解したら、無駄に悩まず記事を書いていけるようになりましたから。
記事前半では「文字数と上位表示の関係」について、後半では「文字数カウントツール」も紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね!
ブログ記事に最適な文字数はあるのか?
まずブログ記事に最適な文字数は存在しません。
なぜならブログ記事が上位表示されるかどうかは、記事の内容で決定されているからです。
文字数で判断されているわけではありません。
ブログ記事の文字数に最適解がない理由や考え方について、次に説明します。
文字数とSEOは直接的には関係ない
Googleは上位表示させるブログを、文字数(記事ボリューム)で決定しているわけではありません。
これはGoogleのジョン・ミュラー氏がYouTubeなどのSNSで実際に話されていることです。
We try to look at the pages overall and make sure that this is really a compelling and relevant search result to users. And if that's the case, then that's perfectly fine if it's long or short or lots of images or not.
私たちはページ全体を見て、それがユーザーにとって本当に魅力的で関連性の高い検索結果であるかどうかを確認します。そして、それが事実であれば、ページが長くても短くても、画像が多くても少なくてもまったく問題ありません。(Google翻訳)
Google Search Central
「ユーザ-(読者)のニーズに応える魅力的で関連性のある記事」であるかどうかが、評価のポイントということです。
それではGoogleの言う「ユーザ-(読者)のニーズに応える魅力的で関連性のある記事」とはどういう記事でしょうか?
検索順位を決定する、チェックポイントから見てみましょう。
これらからも分るように、ブログ記事が上位表示されるには、文字数よりもブログの内容が読者の悩みにや疑問に答えられているかどうかが重視されます。
キーワードや読者によって文字数は変わる
検索キーワードや読者によって、記事に必要な文字数(情報量)は変わります。
読者が、たとえば「ブログ 始め方」と「ブログ ジャンル 選び方」で検索する場合、それぞれ検索意図は違いますよね。
明らかに「ブログ 始め方」の方が、読者が知りたいであろう情報量は多いです。
上記からも分るように、キーワードや読者によって記事に必要な情報量には差が出てきます。
つまり全ての記事に共通する文字数というのはないのです。
文字数よりも、読者の検索意図に応える、質の高い情報を記事に書くことが大事です。
記事の内容が良ければ上位表示される
記事の文字数が少なくても、キーワードや内容によっては上位表示は可能です。
知りたい情報が単純なキーワードなら、読者のニーズを満たす情報は簡潔にまとめた記事の方が評価されやすいです。
例えば「自転車 服装」では、平均文字数が8,010文字ですが、検索1位表示されている記事は5,000文字台のブログです(2024年8月現在)。
読者のニーズに応える内容の記事が、Googleに評価されるということがわかりますね。
ブログの文字数が多いとSEOに効果的だと言われる理由3つ
さてここまで、文字数とブログの上位表示は関係ないとお話ししてきました。
とはいえ文字数が多い記事が検索上位にあることが多い気がします。
ではなぜ「文字数の多い記事がGoogleに評価される」といわれているのでしょうか。
理由は3つあります。
文字数が多いと有利だといわれる理由
- 読者に有益な情報がたくさん入っているから
- 複数のキーワードでアクセスが増えるから
- 読者の潜在的なニーズにも応えているから
有益な情報がたくさん入っている
文字数が多いというのはつまり、それだけ多くの情報を網羅的に書いている記事だからです。
上位表示されている記事は、文字数を多くすることを目的に作成されているわけではありません。
読者のニーズに応えるための情報を全てカバーした結果、文字数が多くなり、SEOに効果的な記事となっているんです。
読者の悩みを解決するためには、ある程度文字数の多い記事(ボリュームのある記事)になることが多いですね。
複数の関連キーワードでアクセスが増える
複数の関連キーワードでも検索結果で露出が増えることにより、アクセスも増えます。
関連キーワード:読者が検索したキーワードに関連する、または連想されるキーワードのこと。 例:自転車なら、「自転車 服装」「自転車 コース」などが関連キーワードです。
情報を網羅して書くことで、自然と複数の関連キーワードが記事に含まれます。
幅広い読者の検索ニーズに応える記事は、アクセスが増えるのはもちろんのこと、結果的にGoogleに評価されることになります。
読者の潜在的なニーズにも応えている
読者の潜在的なニーズにまで応えることは、記事の文字数が多くなる理由のひとつでもあります。
潜在ニーズ:本人も自覚していないニーズ(願望)のこと。対して、本人が自覚しているニーズを「顕在ニーズ」と言う。
たとえば「ダイエット 方法 おすすめ」を検索する読者の検索意図は、「痩せてスリムになりたい」といったことが推測できます。
分りやすい検索意図ですが、しかしその先には、「お気に入りのスカートをもう一度はけるようになりたい」「健康不安を払拭したい」などの欲求も隠れている可能性があります。
このような潜在ニーズにまで応えると、どうしても文字数は増える傾向になりますが、結果的には読者の満足度は高くなります。
ブログ記事の文字数を増やすコツ4つ
Googleは記事の内容で検索順位を決定し、評価の高い記事は結果的に文字数が多いと言うことが分りました。
そうなると、自分が書く記事の文字数はどのくらいを目指して書けば良いのかが知りたいところですよね。
それぞれ解説します。
関連キーワードを取り入れる
関連キーワード(検索キーワードと関連性が高い)の情報を記事に入れると、文字数は増やせます。
その際、読者にとって有益な情報発信を心がけることがポイントです。
検索キーワードと関連性が低い情報まで書くと、読者に伝えたい情報がぼやけて、記事の質が下がることになります。
検索意図と関連性が高い情報を、過不足なく、網羅的に記事にしましょう。
上位記事から取り入れる
検索結果上位の記事は、現時点でGoogleに評価されている記事です。
お手本にしないわけはありません。
自分が書いた記事と上位記事を比べてみて、取り入れるべき情報があれば追加して、自分の記事をさらに充実させましょう。
実体験をする
実際に自分が体験してみて、体験者の目線ならではの情報を追加して、記事にオリジナリティを吹き込みましょう。
なぜなら実体験に基づく情報は、読者にとっては有益な情報となります。
アフィリエイトで商品やサービスを紹介する場合、自分も実際に使ってみたことがあれば説得力が伴います。
その分野の情報・知識を増やす
その分野の専門家になるつもりでインプットを増やしましょう。
記事を書き進められない理由に、インプットが不足していることがあります。
無料・有料セミナーで学んだり、専門家に聞いたり、資格勉強したり、noteなど有益情報購入したりなどして、知識や情報のインプットを増やしましょう。
興味・関心をもてば、インプットは苦ではありませんよね。むしろ楽しい。
おすすめの文字数カウントのやり方4選
自分の書いた記事の文字数とライバル記事の文字数は、近いのかどうかあるのか確認してみたいですよね。
ここでは文字数をザッと計算できる方法を紹介します。
最後のラッコキーワードでは、検索キーワードごとの平均文字数の確認方法を紹介します。
是非ためしてみてください。
Word(ワード)
おなじみの「Word」で文字数を確認することができます。
上部ツールバーから以下の要領で計算してみてください。
「文字数(スペースなし)」の欄に、記事全体の文字数が記載されています。
上記の例では、157文字です。
また、一部分の文字数だけを知りたい場合は、その個所をドラックしたのち、「校閲」→「文字数カウント」の順に操作してください。
Googleドキュメント
無料オンライン文章作成ツールの「Googleドキュメント」で、文字数を確認することができます。
上部ツールバーのツールから「文字カウント」を選択するだけです。
さらに「入力中に文字数を表示」にチェックを入れると、編集画面左下に文字数が表示されます。
ラッコツールズ
ラッコツールズの「文字数カウント」で文字数を確認できます。
ラッコツールズは、無料で130以上のサービスを利用できる便利なツール。
図のとおり、文字数をカウントしたい文章を貼り付けるだけです。
自分の記事の文字数を確認するだけでなく、競合記事の文字数も簡単に調べられますね。
ラッコキーワードで平均文字数を調べる
検索キーワードごとに記事の適切な文字数があるとお伝えしました。
Googleに高評価された記事が、いったいどれくらいの文字数で書かれているのか知りたくなりますよね。
適切な文字数は、上位表示記事(10~20記事)の平均文字数という形で知ることができます。
そして、平均文字数を確認するには、ラッコキーワードを使うと便利です。
図のとおり「見出し抽出(上位20サイト)」機能を使うと、上位表示20記事の平均文字数が分ります。
たとえば「自転車 服装」で検索してみると、平均文字数は8,010文字です。
ただしこの機能は有料ですので、有料プランの購入が必要になります。
ラッコキーワードはとても便利なツールです。ブログやるなら超オススメです。
その他意識したい文字数3つ
SEOに適した記事作成をするには、記事本文意外にも文字数を意識したほうがいいポイントがあります。
ブログを上位表示させたいなら要チェックです。
タイトルは32文字前後
タイトルの文字数は、32文字前後を目安に設定しましょう。
なぜなら検索結果で表示されるタイトルの文字数が、パソコンでは32文字が上限だからです。
そのため読者が検索結果を見て直ぐに記事の内容が分るように、検索キーワードはタイトル前方に配置した方がいいでしょう。
ただ最近はパソコンよりもスマホでブログを読む人の方が多いですよね。
どの端末でブログを読むかによって表示される文字数は変わります。
- スマホは43文字まで
- SNSは40文字まで
- パソコンは32文字まで
文字数は目安なので、気にしすぎないように。内容が分りやすいタイトルをつけることの方が大事です。
1文は60文字以内
一文は長くても60文字以内に納めましょう。
理由は、長すぎる文は、読みにくく読者にストレスを感じさせるからです。
40~60文字で区切って、さらに改行するなどして読みやすくなるように工夫しましょう。
スマホだと、40~60文字は2~3行で表示されます。
メタディスクリプションは120文字以内
メタディスクリプションは120文字以内にまとめましょう。
メタディスクリプションは、検索時タイトルの下に表示される記事概要です。
120文字以内というのは、パソコンで検索したときに表示される文字数です。
メタディスクリプションもスマホとパソコンでは表示される文字数は違います。
- スマホ 70文字程度
- パソコン 90~120文字程度
最近はやはりスマホで検索することの方が多いので、70文字程度を意識したほうがいいかもしれません。
とはいえ無理に短くまとめようとすると、読者の興味を引く内容にできない場合があります。
文字数にとらわれすぎず、読者に感心を持ってもらえる内容を心がけましょう。
文字数以外のSEOを意識したブログの書き方4つ
Googleに評価されるブログにするには、文字数以外にもSEOを意識したブログ記事の書き方をすることが大切です。
読者のニーズを調査する
Googleに評価されるには、読者のニーズに応えることが最も大事です。
自分が書きたいことではなく、読者が知りたい情報を記事にするため、検索キーワードのニーズ調査をしましょう。
以下はニーズの調査方法です。
- 上位記事を参考に検索意図を推測する
- Yahoo知恵袋でユーザーの生々しい悩みを見てみる
- SNSでユーザーのリアルな声を見てみる など
読者の悩みを解決する記事構成を作る
キーワードが決まったら、記事構成を作ってから記事作成をしましょう。
事前に記事構成を作ることで、記事のゴールが設定され、読者の悩みを分りやすく、ぶれることなく解決まで導ける記事が書けるからです。
記事構成を作るメリットは、読者が理解しやすい流れを意識して、伝える内容を整理することができるところです。
目の前に読者がいると思って、どう話せば分りやすいかを考えながら妄想会話してみると構成を作りやすいですよ。
構成の作り方について詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしてみてください!
オリジナリティのある内容にする
競合記事から学ぶことは多いですが、記事内容はもちろん、タイトルや見出しまで同じような文章にするべきではありません。
Googleは独創性(オリジナリティ)のある記事を評価します。
他の記事を真似た内容と判断されると、位表示は難しくなります。
自分の経験談や独自のデータなど入れて、記事にオリジナリティを出しましょう。
読者が負担を感じずに読める文章にする
折角書いた記事を最後まで読んでもらうには、読者がストレスなく読める記事にしなければなりません。
実際に、誤字脱字が多かったり、同じ文末表現が何回も続いたりする記事は、読んでいてストレスを感じます。
スムーズに読めない記事では、読者は直ぐに離脱してしまします。
記事を書いたら、一度音読してみましょう。
実際に口に出すことで、間違いや改善箇所を見つけやすくなりますよ。
読者ファーストで記事を書きましょう。
「記事の書き方」については、下記の記事でも解説していますので、参考にしてみてください。
ブログ初心者も迷わず真似できる!記事の書き方基本テンプレート紹介
よくある質問6つ(Q&A)
Q1: 文字数が多いと読者は最後まで読んでくれますか?
A1: 文字数よりも内容の質が重要です。記事の内容が、読者の興味を引くものやニーズに合ったものであれば、長くても読まれます。
Q2: 長文記事を書く際、どのように読みやすく工夫すれば良いですか?
A2: 見出しや箇条書きを活用し、適度に改行することで読みやすさを向上させましょう。ボックスやマーカーなどの装飾も使うと読みやすくなりますよ。
Q3: 文字数が少ないと読者に信頼されませんか?
A3: 何度も言いますが、重要なのは記事の質です。文字数よりも、読者のニーズに応える正確で有益な情報を発信できていれば信頼を構築していけます。短くても質が高い記事を目指しましょう。
Q4: キーワードの多用と文字数の関係は重要ですか?
A4: キーワードを必要以上に使いすぎて不自然な文章になるよりも、キーワードは意識しすぎず、自然な文章を心掛ける方が重要です。
Q5: 長すぎる文章はSEOに不利ですか?
A5: 不利にはなりません。ただし、読者が離脱しないよう、読者の悩みを確実に解消していく記事構成にすることが重要です。
Q6: 記事が長すぎる場合、どうしたら良いですか?
A6: 長い記事は、複数の記事に分けるか、リライトして簡潔にまとめると良いでしょう。
これらのポイントはすべて、ユーザーファーストを意識して記事を作成するということですね。
まとめ
この記事では、ブログ記事の最適な文字数についてお伝えしました。
最後にブログ記事の文字数についてまとめます。
- ブログ記事に共通した最適な文字数はない
- SEOと文字数は直接的な関係がない
Googleに評価されるためには、読者のニーズに応える高品質の記事を目指すことが大切です。
読者の悩みや疑問を解決できるブログ記事なら、正直文字数は文字数にこだわる必要はありません。
繰り返しになりますが、読者ファーストの記事を心がけましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。