- ブログを書きたいけど文章力に自信がない
- ブログ記事がうまく書けない
- ブログの文章力を上げたい
こんな悩みを解決できる記事を用意しました!
この記事で紹介する「文章力を上げる方法」を実践すれば、初心者でも自信を持ってブログを書けますよ!
なぜなら、実際に私もこの方法でブログを書くのに文章力等気にせずに書けるようになったからです。
記事前半では「ブログに必要な文章力」について、後半では「具体的なテクニック」を解説するので、ぜひ参考にしてくださいね!
※「すぐに具体的なテクニックについて知りたい!」という方は、「ストレスなく読める文章を書くコツ10個」へどうぞ!
web媒体(ブログ)と紙媒体で必要な文章力は違う!
ブログを書くのに、小説でも書くような「文章力」は必要ではありません。
なぜかというと、ブログ(Web媒体)の文章は、小説などの高度な魅力的な文章よりも、わかりやすくてストレスなく読める文章が向いているからです。
つまり多くの人が想像している高い「文章力」は必要ないということです。 次に詳しく説明します。
読者の違い
本や雑誌(紙媒体)の読者とブログ(Web媒体)の読者は違います。
本や雑誌などの読者は、わざわざ購入して読むため、しっかり読んで情報を得ようする意識高めです。
一方、ブログなどの読者は読みたい記事をWeb検索してタダで読むことができるので、読むことに対する意識は低いです。
紙媒体を読む読者
本や雑誌などの読者は、お金を払って得た本や雑誌からは相応の情報を得ようと意識して読みます。
支払ったお金が高額であるほど、より多くの情報を得ようとするので、読む事に対する意識はより高くなります。
web媒体を読む読者
ブログなどの読者は、気になる記事を無料でスマホやパソコンで見ています。
無料で読める記事はたくさんあるので、好みの記事に出会うまで次々移れるため、各記事を読む意識は低いと言えます。
例えば、ある記事を読みはじめて、途中で内容が分かりにくくなってストレスを感じると、読みやすくて分かりやすい記事はないかと別のを探しますよね。
つまり無料でかつアクセスが簡単なため、読むことに対する意識は低くなるのです。
『文章力がない』はない!
ブログを書く事について言えば、小説を書くような高い文章力は必要ありません。
なぜなら、ブログを読む読者に好まれるのは、読みやすく、分かりやすい文章だからです。
「これはどういう意味だろう?」などと悩んでしまう表現は、読者の関心を削いでしまい別の記事にうつってしまう原因になります。
ブログを書くのに大事なことは、次の2つを実現する工夫をすることです。
- ブログ記事に関心をもってもらう
- 離脱せずに最後まで記事を読んでもらう
web媒体(ブログ)で必要な文章力
繰り返しになりますが、ブログ(Web媒体)で必要な文章力は、「読者に関心を持たせ、ストレスなしに読める文章を書くこと」です。
そのためには次の2つの方法で文章力を磨きましょう
- 読者に関心を持たせる文章の書き方
- ストレスなく読める文章の書き方
「読者に関心を持たせる文章の書き方」については次で説明します。
「読者に関心を持たせる文章の書き方」については具体的なテクニックやコツを紹介しますね。
読者に関心を持たせる文章の書き方
読者に関心を持たせる文章を書くためには、以下の3段階で文章を書きましょう。
- 書き出し(記事の導入)
- 本文(記事の途中)
- まとめ(記事の終わり)
なぜなら、ブログ読者は関心がなければすぐに読むのをやめるからです。
そのため『記事の導入、途中、終わり』の3箇所で工夫する必要があるんです。
読者にとって魅力的な文章を書く方法は、こちらの詳しい記事を参考にしてみてください。
ブログ初心者も迷わず真似できる!記事の書き方基本テンプレート紹介
ストレスなく読める文章を書くコツ10個
ブログ記事の読者は、読みにくい記事を辛抱強くよんではくれません。
読むことにストレスを感じたら、直ぐに別の記事を探しに行きます。
ブログ記事の目的が、誰かに何かを伝えることなら、ストレスなく読みやすい文章を書きましょう。
一文にあれこれ詰め込まない
「読みやすい文章」の一番重要な原則は、シンプルに書くこと。
1行にあれこれ詰め込むと、伝えたいことがまとまらず、読者に的確に伝わりません。
「茶道では、日頃私たちが行っているようなお茶の作り方や出し方をするのではなく、伝統作法に従いながら相手のことを思いやってお茶を点てたり、お茶を点ててくれた人に敬意を払って飲んだりすることが重んじられます。」
「茶道では、日ごろ私たちが行っているようなお茶の作り方や出し方はしません。伝統的な作法に則って、お茶を点てたり、飲んだりします。お茶を点てる人ものむ人も、互いに相手を思いやり、敬意を払うことが重んじられます。」
悪い例では、多くの情報が1つの文に詰め込まれているので、ササッと情報整理がしづらいです。
また最後まで一気に読み切れないのはストレスですよね。
よい例では、伝えたい内容ごとに文が区切られているため読みやすく、内容もわかりやすくなっていますね。
伝えたいことが多く1文が長くなるときは、複数に分けることで、シンプルで読みやすくなりますよ。
余分な言葉は削る
文章はシンプルで分かりやすいのが一番です。
無くても意味が通じる言葉や言い回しは削りましょう。
爪の切り方に注意することで、爪トラブルを予防することができます。
爪の切り方に注意すれば、爪トラブルを予防できます。
「~すること」はよく使ういいまわしですが、多様すると堅苦しい印象を受けます。
機能的にはほとんどの場合、削っても意味は変わりません。
シンプルに言い切らずに、余分な要素を入れて体裁をかまっていると、意味が伝わりにくい文章になってしまいます。
なくても意味が変わらない言葉は削って、簡潔に書くことを心がけましょう。
結論から書く
見出しが変わったら、書き出しは全て伝えたいことの結論から書きましょう。
始めに結論を書くことで、読者の注意をひくことができます。
また、読者が内容を理解しやすくなるという利点もあります。
相手に内容を伝える目的の文章で、このメリットはとても大きいです。
そして、結論から書く文章を構成するのには、「PREP法(プレップ法)」がおすすめです。
PREP法とは、伝えたい内容を以下の順番で書く文章の型です。
- 結論(Point)
- その理由や根拠(Reason)
- 具体例(Example)
- 再度結論(Point)
「伝わる文章」を構成するのに有効な方法なので、ぜひ活用してみてください!
「こそあど」言葉は最小限に
既出の文章や名詞を指し示す「指示語」は、できるだけ使わない方が良いでしょう。
指示語とは、いわゆる「こそあど」言葉(これ、それ、あれ、どれ)です。
文章の中に指示語があると読みすめるうちに、「どれのことだろう?」と読者が迷子になってしまう可能性があります。
「前者」「後者」も、どれがどっちか分かりにくい時がありますね。
とくにブログ記事などは、斜め読みされたり、一部だけ読まれる場合があるので、どこをどう読んでも内容が分かるように、指示語は控えた文章を意識しましょう。
同じ文末表現を3回以上連続して使わない
同じ文末表現は、3回以上続けないようにしましょう。
同じ文末表現が続くと、文章が単調になり、子供っぽく感じあまり魅力的ではありません。
「~です。~です。~です。」 「~ます。~ます。~ます。」
文末表現は、個性を出した表現にするといいですよ。
たいやきは中身の種類が豊富です。 あんこ、カスタードクリームやチョコなど。 選ぶのに困りますよね。
漢字とかなはバランス良く
漢字、ひらがな、カタカナ、数字のバランスをチェックしましょう。
漢字とかなは、連続すると単語のきれめが分かりづらく、読みにくくなるためです。
よいことばかりがたてつづけにおこった。
良いことばかりが立て続けに起こった。
数字を入れて注意を引く事も可能ですよ。
記事を百記事作成したら月間検索数が二倍増加した。
記事を100記事つくったら月間アクセス数が2倍に増えた。
このように漢字、ひらがなだけでなく、カタカナや数字もバランスよく入れると、より読みやすい文章になりますね。
係り受けの距離を近づける
主語と述語、修飾語と被修飾語は近づけるようにしましょう。
係り受けの関係にあるもの同士が離れていると、どれが主語で、どれが修飾されている単語か分り難いからです。
なぜ、生まれたばかりのウミガメたちは、一斉に沖を目指してうごきだすんだろう。
生まれたばかりのウミガメたちは、なぜ一斉に沖を目指してうごきだすんだろう。
ボックスやふきだしを使う
ボックスや吹き出しで、文章の調子を整えることが可能です。
吹き出しを使うと、リラックスした印象にもなります。
伝えきれなかった情報を追加することもできますね。
無意味な修飾語は削る
余分な修飾語は削りましょう。
つい微妙なニュアンスを伝えたくなるのですが、読者の目線だと内容を理解するのに、必要な単語ではないんです。
基本的には一切問題ないです。
問題ないです。
ぼくのほうは、この件に関しては全く関係ないです。
ぼくは、この件に関しては関係ないです。
シンプルに言い切りましょう。
書き終わったら2回読もう
記事を書き終えたら、内容を2回チェックしよう。
2回チェックすると、文章の体裁や論理構成の違和感に気づけるからです。
より内容を捉えやすいので、チェックの際は音読がおすすめ。
文章を書くときの注意点3つ
最後に、文章を書くときの注意点3つをお伝えします。
伝えたいことを一つに絞る
一つの見出しに続く本文は、伝えたいことを一つに絞りましょう。
最初に「結論」と「理由」を設定することで、文章のゴールが決まります。
ゴールが決まると、論理的に文章を組み立てられるので、読者が理解しやすい文章を楽に書いていけます。
「結論」と「理由」を書き出してみると、文章を書いていくうちに内容がブレる危険を回避できます。
「書いているうちに内容がまとまらなくなってしまった」っていう状態に陥らないために、是非やってみてください。
1見出しの本文は4~5行に
1見出しの本文は、PCでは4~5行にまとめましょう。
なぜなら1画面に表示される文章が長すぎると、読みづらくて途中で離脱される可能性があります。
ブログで情報を伝える相手は、PCで記事を読む読者だけではありません。
むしろスマホで読む読者の方が圧倒的に多いのです。
であれば、スマホで読みやすい文章を心がけて書くと、読者によりそった記事になりますね。
1画面表示で好ましい文章量は、PCなら5~6行、スマホなら10~12行が目安です。
階層構造にする
文章が長くなったら、階層構造にして読みやすくしましょう。
行数が多いととても読みにくいですね。
欲張ってこれもあれもと付け加えるから、文章がながくなってしまうんです。
しかしそんなときは、もう一つ見だしをつくることで、複数の情報がまとめられて見やすさが一気に良くなりますよ。
H2:~~~~
1行目 結論
2行目 理由
3行目 具体例
4行目 再度結論
H3:~~~~
1行目 注意点1:~~~
2行目 注意点2:~~~
これで「1見だし4~5行」もクリアできましたね。
以上文章を書くときの注意点3つを是非参考にしてください!
文章力をアップさせるためのポイント5つ
ここまでストレスを感じずに読める文章を書くための、具体的なコツや注お伝えお伝えしました。
文章力は練習を重ねることで必ず向上するので、以下のポイント5つを実践して、少しずつ自信をつけましょう。
まずは簡潔に書く
ブログの記事は、長くて複雑な文章よりも、シンプルでわかりやすいのが一番です。
情報を詰め込みすぎると、伝えたいポイントがぼやけて読者に伝わりにくくなります。
なので1つのポイントを簡潔に伝えましょう。これを心がけると、文章がスッキリと整理されますよ。
書いた後に読み返す
文章を書いたら、必ず読み返しましょう。
冷静に読み直すことで、無駄な言葉や分りにくい表現に気づきやすくなります。
自分の書いた文章を他人の視点で見ること(例えば自分の母親が読んでも理解できるか)が、文章力向上の第一歩です。
他のブログを参考にする
他のブログを読むことは、文章力を高めるの非常に効果的です。
特に人気のブログを読むと、どんな文章が読者に刺さるのかがよくわかるんです。
自分の書き方と異なる文章のスタイルや言い回しを学ぶことで、自分の表現力を広げることができますよ。
自分の言葉で書く
人気ブログの視点を真似することは大切ですが、最終的には自分自身の言葉で発信しましょう。
自分が読者に話すような自然な言葉で文章を書きましょう。
読者は親しみやすい言葉に引き込まれます。自分のスタイルを見つけることで、独自性が生まれます。
毎日少しずつ書く
文章力は短期間では身につきません。毎日少しずつでも書き続けることが、着実に力をつける近道です。
どんなに短い文章でも、継続することで文章力は向上します。
そのうちだんだんと自分のスタイルが見つかり、楽に書けるようになります。
大切なのは焦らず、コツコツと続けることです。
ブログで必要なのはストレスのない文章力
ブログ(Web媒体)で必要な文章力は、「読者に関心を持たせ、ストレスなしに読める文章を書くこと」です。
「質の高い情報を、魅力的な文章で書く」本や雑誌(紙媒体)とは違います。
本記事で紹介したコツ10個を、実際にブログ記事作成で試してみてください。
そして毎日少しずつ書き続けることで、自分のスタイルが見つかり、独自性が生まれます。
繰り返しになりますが、小説のような文章力は不要で、読者にとってストレスのない文章を書くことを意識することが最も重要。
読者の満足度アップにつながります。
読者のニーズに応える記事を、内容がスッと理解しやすい書き方で作成しましょう。
ブログを始めようと思われたら、是非こちらの記事も参考にしてください。