この記事で解決できること
- 経理の勉強に何から手をつければいいか
- 日次・月次・年次で具体的に何をすればいいか
- 確定申告に向けてどこまで簿記を学べばいいか
こんな悩みを解決します。
日商簿記3級、経理・契約5年、給与・社保5年のよんちゃわんが説明いたします。
「個人事業主の経理って何から手をつければいいんだろう」
会社なら経理部が全部やってくれていたことを、個人事業主になった今は、すべて自分でこなす必要があります。
でも安心してください。
高度な専門知識は無くても、正しい手順さえ押さえれば、経理初心者でも十分に対応できます。
なぜなら自分に合った経理ツールを利用しながらこなしていけるから。
この記事の前半は「個人事業主に経理の勉強が必要な理由」について、後半は「経理を継続するためのポイント」について解説します。
個人事業主に経理の勉強が必要な理由

経理なんて後回しでいいと思っていませんか。
実はその油断は、後々大きな負担になって返ってきます。
ここでは、経理を学ぶべき理由を3つの視点から解説します。
経理と会計、簿記の違いが分かりにくい
経理を勉強しようとしたとき、多くの人が最初につまずくのが言葉の違いです。
「経理」「会計」「簿記」、似たような言葉が並んでいて混乱しませんか。
簡単に整理すると、
- 簿記は記録するための技術
- 会計はその記録をもとに数字をまとめる考え方
- 経理は日々の実務そのもの
たとえば「レシートを仕訳する」のは簿記の作業。
それを月次でまとめるのが経理の仕事、というイメージです。
この違いを最初に押さえておくと、後から出てくる専門用語も入ってきやすくなります。
逆にここを曖昧にしたまま進むと、参考書を読んでも「結局何の話をしているのか」が分からなくなりがちです。
経理は誰も代わりにやってくれない
会社員時代は、経理部が全部やってくれてました。
しかし個人事業主になると、その役割をすべて自分ひとりで担うことになります。
誰かがチェックしてくれるわけではありません。
入力ミスも、記帳漏れも、初めに気づくのは自分だけという状況です。
実際、開業から成れないうちは、「レシートをとりあえず溜めておく」だけになってしまい、数ヶ月後に整理で泣きそうになるケースもあります。
だからこそ、最低限の経理知識は身に着けておくべきなんです。
自分の事業のお金の流れを把握できる状態を早めに作っておくことが大切です。
経理をさぼると確定申告シーズンに焦る
経理は後でまとめてやればいい。
この考え方だと、確定申告直前に慌てることになりかねません。
日々の記帳を後回しにすると、レシートの山、記憶が曖昧な取引、口座の使途不明な出金がどんどん積み重なっていきます。
一方で確定申告の締切はどんどん近づいてくる。
深夜まで領収書の整理におわれる
でも経理の流れを知ってさえいれば、こまめに片づけてさえいれば、確定申告前にバタバタすることはありません。
月に一度でも帳簿を見返す習慣を身に着けていることで、確定申告シーズンの負担は減ります。
知っておきたい基本の考え方
経理を始める前に、まず押さえておきたい基礎知識があります。
帳簿のつけ方を理解する
経理の勉強を始めると、必ず出てくるのが「記帳」「仕訳」「勘定科目」という言葉です。
この3つの意味が分かるだけで、経理の見え方は違ってきます。
まず帳簿とは、日々の取引を帳簿に書き記す作業のこと。
次に仕訳は、その取引を「何が」「どう動いたか」に分けて記録するルールです。
たとえば文房具を買ったら、”消耗品費”というお金の使い道を表す勘定科目に振り分けます。
言葉にすると難しく感じますが、やっていることは家計簿と大きくは変わりません。
「いつ・何に・いくら使ったか」を、決まった型に沿って書いているだけです。
この型さえ覚えてしまえば、あとは繰り返し作業になります。
単式簿記と複式簿記の違いをざっくり理解する
帳簿の付け方には、単式簿記と複式簿記の2種類があります。
この違いを知らないと、勉強のスタート地点でつまずくかもしれません。
単式簿記は、お小遣い帳のように「入ってきたお金」と「出ていったお金」だけを記録する方法です。
シンプルで分かりやすい反面、記録できる情報は限られています。
お小遣い帳や一般的な家計簿は、現金の出入りを管理するイメージです。
一方の複式簿記は、ひとつの取引を「お金がどこから来て、何に変わったか」という2つの側面から記録します。
たとえば売上が入金されたら、「現金が増えた」と「売上があった」を同時に記帳するイメージです。
現金や現金以外の取引も管理できる。
- 単式簿記:シンプル、記録が少なくて済む
- 複式簿記:手間はかかるが、事業の状態を正確に把握できる
どちらを選ぶかは、次に説明する申告方式によって変わってきます。
青色申告と白色申告で必要な簿記知識のレベルが変わる
確定申告は2つの申告方式(白色申告か青色申告)のどちらを選ぶかで、必要な簿記の知識が変わります。
白色申告の場合、必要なのは単式簿記レベルの記帳で十分とされています。
比較的シンプルな記録で済むため、簿記に自信がない人でも取り組みやすい方式です。
一方青色申告、特に65万円(または55万円)の控除を受けたい場合は、複式簿記での記帳が条件になります。
手間は増えますが、その分税制上のメリットは大きくなります。
白色申告は「一般的な家計簿」で、青色申告は「もうちょっと詳しい会計ノート」みたいな。
よってどちらを選ぶかは、自分の事業規模や目指す節税効果によります。
併せて、必要な経理の知識レベルを見極めることが大切です。
個人事業主が覚えるべき経理業務の流れ

経理が初めてでも、やることを時間軸で分けると意外とシンプルです。
ここでは日次・月次・年次に分けて見ていきます。
日次でやること
経理の基本は、なんといっても日々の積み重ねです。
特別なことをする必要はなく、毎日の小さな習慣が後々の負担を大きく左右します。
まず大事なのが、レシート・領収書の保管です。
財布に入れっぱなしにせず、専用の封筒やクリアファイルに入れる仕組みを作りましょう。
「とりあえず取っておく」方式でもだいじょうぶです。
次に大切なのが記帳、つまり取引内容を帳簿に書き記す作業です。
会計ソフトを使えば、レシートを撮影するだけで自動入力してくれるものもあります。
- レシートは受け取ったその日にファイリング
- 記帳は溜め込まず、こまめに入力
「今日の分は今日のうちに」を意識するだけで、月末のバタバタが減るはずです。
レシート・領収書の保管については、こちらの記事「経理初心者が知りたいレシートと領収書の違いを解説|インボイスとの関係も」を読んでみてください。
月次でやること
日々の記録を、1ヶ月単位で見直すタイミングを作ります。
ここで行うのが帳簿の締めと口座残高の確認です。
帳簿の締めとは、その月の取引をすべて記帳し終えたうえで、数字の整合性をチェックする作業のこと。
たとえば「今月の売上合計」と「実際の入金額」がズレていないかを確認します。
そしてあわせて行いたいのが、口座残高の確認です。
事業用口座の通帳の残高と、帳簿上の現金・預金の数字が一致しているかを照らし合わせましょう。
もしズレがあれば、記帳漏れや入力ミスを疑いましょう。
月に一度、この2つを確認する習慣をつけるだけで、年末に慌てて数字を追いかける事態を防げます。
年次でやること
1年間の締めくくりの作業は、決算整理と確定申告の準備です。
年に一度とはいえ、ここが経理のメインイベントともいえる工程です。
まず決算整理では、1年分の取引を最終確認し、期をまたぐ費用や収益を正しい年度に振り分けます。
たとえば「12月に払った一年分のサブスク料金」は、按分して調整する必要があります。
この整理が終わったら、いよいよ確定申告の準備です。
1年間の帳簿をもとに、収支をまとめた書類を作成していきます。
- 決算整理:期をまたぐ取引の調整
- 確定申告準備:帳簿をもとに申告書類を作成
日々の記帳がきちんとできていれば、この年次作業もスムーズに進められるはずです。
逆に言えば、ここで慌てないための日々の積み重ねと言えます。
経理ツールはエクセル?会計ソフト?

経理を始めるにあたって悩むのが、「何を使って記帳するか」という問題です。
エクセルと会計ソフトは良く知られています。
ここでは事業の状況による使い勝手の点から解説します。
取引が少ないうちはエクセル
開業したばかりで取引件数が少ない場合、エクセルでの記帳は十分にありえます。
無料で使えて、簡単な関数だけで自分の使いやすいようにカスタマイズできる点が魅力です。
たとえば月に数件程度の売上や経費なら、日付・勘定科目・金額を並べた簡単な表で管理できます。
関数を使えば、月ごとの合計も自動で計算可能です。
ただし注意点もあります。
- 複式簿記の形式に自分で対応させる必要がある
- 入力ミスがあっても気づきにくい
- 確定申告の書類作成は別途手作業になる
取引が少なく、簿記の知識にもある程度自信がある人には、コストをかけずに始められる方法といえます。
自分でエクセル帳簿を組めなくても大丈夫。エクセル帳簿の無料テンプレートがネット上に多数公開されているので、それを利用する手もあります。「エクセル帳簿 無料テンプレート」で検索。
取引が多くなってきたら会計ソフト
取引件数が増えてくると、エクセルでの管理には限界が見えてきます。
そこで検討したいのが会計ソフトへの切り替えです。
会計ソフトの最大のメリットは、記帳の自動化にあります。
銀行口座やクレジットカードと連携させれば、取引データを自動で取り込み、仕訳まで提案してくれるものも少なくありません。
特に助かるのが、複式簿記の形式を意識しなくても、正しい帳簿が自動でできあがる点です。
さらに、確定申告の書類作成までサポートしてくれるソフトも多く、年に一度の作業負担も楽になります。
「取引が増えてきた」「そろそろ手作業がしんどい」と感じたタイミングが、切り替え時です。
もちろん費用面で問題なければ、最初から会計ソフトでもOKです。また初めはエクセルで費用を削減しつつ、良きタイミングで「エクセル→会計ソフト」の流れもいいかと。
会計ソフトについてはこちらの記事「【個人事業主】経理初心者が経理ソフトを迷わず選べる方法を解説」も読んでみてください。
個人事業主に必要な簿記の知識

では実際に簿記の勉強って、どこまでやればいいのでしょうか。
ここでは資格取得の要・不要を含めて、必要な知識レベルを整理していきましょう。
簿記3級レベルで実務は十分回る
個人事業主の経理において、簿記3級レベルの知識があれば、日々の実務は十分に対応できます。
難しい専門資格を目指す必要は、基本的にはありません。
簿記3級で学ぶのは、仕訳のルールや帳簿の付け方といった、経理の基礎中の基礎です。
たとえば「売上が入金されたら何と何を記帳するか」「経費を支払ったらどう仕訳するか」、こうした基本パターンを押さえておけば、日常の取引は処理できます。
もちろん、事業が大きくなれば複雑な取引も出てくるでしょうが、一人〜数人規模の個人事業であれば、3級レベルの土台があれば大きく困ることは少ないはずです。
まずは3級レベルの基礎を目安に、日商簿記3級取得を目指してみてはいかがでしょう。
資格はなくても「3級相当の知識」だけ拾い読みする手もある
簿記の資格が必須なわけではありません。
必要な知識だけは身に着けたいという人には、必要な部分だけをつまみ食いする方法も可能です。
簿記3級のテキストは、試験範囲全体をカバーしているため、実は個人事業主にはあまり使わない論点も含まれています。
たとえば、株式会社特有の勘定科目(「資本金」「法人税」など)は、個人事業主には直接関係ないですよね。
要するに、自分の取引でよく使う部分だけをテキストからピックアップするわけです。
- 経費に関する仕訳の部分
- 売上・入金に関する仕訳の部分
- 確定申告に直結する決算整理の部分
必要な章だけをつまんで読むだけでも、実務で使える知識はしっかり身につきます。
事業拡大や法人化なら2級も視野に
とはいえ今後、事業を大きくしていく予定がある方は、簿記2級レベルの知識も視野に入れておくと安心です。
3級とは扱う内容の幅がさらに広がります。
2級では、工業簿記という、製造業やサービスの原価計算に関わる分野も学びます。
また、株式会社を前提とした会計処理も範囲に含まれるため、将来的に法人化を考えている人には特に役立つ知識です。
従業員を雇ったり、法人化を目指すなど、事業の規模が変わるタイミングが、2級を検討する目安になりそうです。
経理の勉強方法は4つ
ここで経理の主な学習方法を4つご紹介します。
自分に合ったスタイルでやってみるといいですよ。
初心者向けテキストで独学する
経理の勉強を始めるうえで、もっとも取り組みやすいのが初心者向けテキストでの独学です。
理由は書店やネットで手に入りやすく、自分のペースで進められるからです。
最近では、イラストや会話形式で解説してくれる本も多く、簿記の知識がゼロでも読み進めやすい構成になっています。
難しい専門用語も、噛み砕いて説明してくれるものを選べば継続もしやすい。
- 通勤中や休憩時間に少しずつ読める
- 分からない部分を何度でも読み返せる
- 費用が数千円程度に収まりやすい
一方で、疑問点をすぐに質問できないもどかしさはあります。
とりあえず経理の全体像をつかむのには、向いている方法です。
簿記3級の資格取得を目指す
体系的に知識を身につけたいなら、簿記3級の資格取得を目指しましょう。
試験というゴールがあることで、学習にメリハリが生まれやすいのが理由です。
簿記3級では、仕訳のルールから帳簿の作り方まで、経理の基礎が一通り網羅されています。
試験範囲に沿って学べば、自己流では見落としがちな論点も漏れなくカバーできます。
資格取得というゴールがあると、学習計画も立てやすく、モチベーションの維持もしやすくなります。
また合格すれば、経理の基礎知識を客観的に証明できる点もメリットです。
動画やWebサイトで無料学習する
お金をかけずに経理を学習したい人には、動画やWebサイトでの学習があります。
YouTubeや解説サイトには、経理の基礎を無料で学べるコンテンツが数多く存在します。
動画の良いところは、実際の帳簿画面や仕訳の流れを目で見ながら理解できる点です。
文字だけのテキストよりも、イメージがつかみやすいのが特徴です。
すきま時間にスマートフォンで視聴できる手軽さも、忙しい個人事業主にとって大きな魅力ですね。
一方で、情報の信頼性には注意したい点もあります。
ここをチェック
- 発信者の実績は信用に足りるか
- 最新の情報に対応しているか(更新日を確認)
まずは無料コンテンツで、経理の雰囲気をつかんでみるのもいいかも。
会計ソフトを使いながら実践で覚える
理屈を学ぶより先に、実際に手を動かしながら覚えるという方法もあります。
会計ソフトを使いながら、実務の中で経理の感覚をつかんでいくスタイルです。
多くの会計ソフトには、仕訳の候補を自動で提案してくれるAI機能が備わっています。
勘定科目に迷ったときも、ソフトの提案を参考にしながら学べます。
- 分からない仕訳はソフトのヘルプで調べる
- 実際の取引を通じて、勘定科目の感覚が身につく
- テキストで勉強などが苦手な方でも続けやすい
実践で覚えたことが、テキストを読んでさらに整うという流れもありです。
経理の勉強の他に整えておいた方が良いこと
知識を身につけるのと並行して、経理をラクにする「仕組みづくり」も大切です。
ここでは勉強と合わせて整えておきたい3つのポイントを紹介します。
事業用口座・事業用クレジットカードを準備する
経理の負担を減らすのに、まず事業用口座・事業用クレジットカードをプライベート使用と分けることをおすすめします。
なぜならプライベートと事業のお金が混ざると、記帳作業は一気に複雑になるからです。
たとえば、生活費と経費が同じ口座で管理されていると、生活費と経費の間で毎回悩む羽目になります。
業務用の口座・クレジットカードを準備して得られるメリット
- 事業用口座は入出金の履歴が経費の証拠になる
- クレジットカードも事業用に分けると明細がそのまま記帳の資料になる
- 通帳・明細を見返すだけで、取引の整理がしやすくなる
業務用を準備するだけのシンプルな仕組みですが、日々の経理作業をグッと楽にします。
業務の定型化を図る
経理をスムーズに回すコツは、業務を定型化することにあります。
毎回考えながら作業するのではなく、決まった手順に落とし込んでしまう方法です。
たとえば「レシートは受け取ったらすぐ専用ファイルへ」「記帳は毎週日曜日にまとめて行う」など、自分なりのルールを決めておきましょう。
迷う場面を減らすだけで、時短効果は大きい。
一度ルールを作ってしまえば、あとは考えずに手順をこなすだけ。
会計ソフトの仕訳ルール設定機能を使えば、よく使う取引の記帳もさらに効率化できます。
毎回ゼロから考える状態から解放されると、経理にかかる心理的な負担も軽くなります。
経費にできるもの・できないものの線引きを覚える
経理を続けるうえで避けて通れないのが、経費にできるもの・できないものの線引きです。
この判断基準を持っているかどうかで、確定申告の安心感が変わります。
基本的な考え方はシンプルです。
「事業のために使ったお金かどうか」と、自分に問いかけましょう。
- 打ち合わせのための飲食代:事業性があれば経費
- 完全にプライベートな買い物:経費にはできない
- 自宅兼事務所の家賃:使用割合分だけを経費にできる
すべてを完璧に判断できなくても大丈夫。
迷ったところはメモしておいて、後から見直せばいい。
経理を始めたら気を付けること3つ

たとえば便利な会計ソフトを使い始めると、つい安心してしまいがちです。
ここでは、経理を続けるうえで意識しておきたい3つの注意点を解説します。
日々の取引は必ず自分で確認する
会計ソフトが自動で仕訳を提案してくれても、「全部丸投げ」は危険です。
最終的な確認は、自分自身で行う必要があります。
なぜなら自動連携の仕訳は、あくまでAIによる推測だからです。
たとえば同じ支出でも、内容によっては「消耗品費」ではなく「交際費」が正しい場合もあります
ソフトの提案を鵜呑みにすると、こうしたズレに気づけません。
気を付けたいこと
- 月に一度は帳簿全体をざっと見返す
- 金額が大きい取引は特に注意して確認する
- 見慣れない仕訳が出てきたら理由を調べる
便利なツールに頼りながらも、最終チェックは自分の目で確認するという姿勢が、経理を長く続けるうえでのコツになります。
税制・制度変更など定期的にチェックする
経理のルールは、一度覚えたら終わりではありません。
税制や制度は、毎年のように少しずつ変わっていきます。
たとえば控除額の条件や、経費として認められる範囲などは、法改正によって変更されることがあります。
数年前の知識のまま申告してしまうと、思わぬ見落としにつながりかねません。
「去年と同じやり方で大丈夫」という思い込みが、実は一番危ういポイントです。
国税庁のホームページや、会計ソフト会社が発信する最新情報を、定期的にチェックする習慣をつけておきましょう。
分からない部分は税理士やスポットの相談を頼る選択肢も
自分で経理を学ぶことは大切ですが、分からないところまで無理に自己解決しようとする必要はありません。
判断に迷う取引や、複雑な制度については、税理士にスポット相談するという選択肢もあります。
これは、顧問契約を結ばずに、必要なときだけ単発で相談できるサービスです。
- 確定申告前の1回だけ相談したい
- 特殊な取引の仕訳だけ確認してほしい
- 経費の判断に自信が持てない
もう一度言いますが、全部丸投げはダメ。
大事なのは、必ず自分でチェックすること、そして分からないところはプロに相談することです。
この姿勢さえ持っていれば、経理初心者でも安心して事業を続けていけるはずです。
まとめ|個人事業主の経理は簿記3級の知識と実務で十分対応できる
ここまで見てきたように、個人事業主の経理は特別な資格や高度な専門知識がなくても回せるものです。
大切なのは、次の3つを意識すること。
- 簿記3級レベルの基礎を押さえる
- 日次・月次・年次の流れを習慣化する
- 分からない部分は無理せず税理士などプロに相談する
経理は後回しにするほど、確定申告シーズンの負担は大きくなります。
逆にこまめな記帳と仕組みづくりさえできていれば、経理はそれほど怖いものではありません。
まずは今日から、レシートを1枚ファイリングするなどできることから始めてみませんか。
以上ここまで読んでいただきありがとうございました。